新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校で、オンライン授業を「受けた」学生は68.8%であることが、ソニー生命保険が2020年7月21日に発表した「コミュニケーションに関する意識調査2020」の結果より明らかになった。 調査は、15歳~69歳の男女を対象に実施したもの。1,000名の有効サンプルを集計した。このうち、「教育におけるコミュニケーション」に関する調査は学生215人の回答をまとめている。調査期間は2020年6月17日~19日。 新型コロナウイルスの影響により、多くの学校が臨時休校となった。休校中にオンライン授業を「受けた」学生は68.8%、「受けなかった」は31.2%。学生区分別に見ると、オンライン授業を「受けた」と回答したのは、高校生48.8%、大学生・短大生・専門学校生(大学生など)80.7%だった。 「授業は対面が欠かせない」について、「そう思う(『非常にそう思う』『ややそう思う』の合計)」は60.5%、「そう思わない(『あまりそう思わない』『まったくそう思わない』の合計)」は39.5%だった。 これをオンライン授業の受講状況別に見ると、「そう思う」はオンライン授業を受けた学生が64.2%で、オンライン授業を受けなかった学生52.2%よりも12.0ポイント高い結果となった。オンライン授業を受けてみて、授業における対面コミュニケーションの価値を再認識した学生が多かったことがうかがえる。 また、「進路相談は対面が欠かせない」は「そう思う」58.6%。学生区分別では、高校生72.5%、大学生など50.4%と、高校生のほうが22.1ポイント高い。「部活は対面が欠かせない」は「そう思う」68.8%で、高校生67.5%、大学生など69.6%だった。
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