長谷工アーベストが首都圏居住のモニターを対象に実施した「住みたい街(駅)ランキング2020」によると、「横浜」が初めて1位に選ばれた。15回連続1位であった「吉祥寺」が2位となっている。都心へのアクセスが良い「郊外中核駅」が多くランクアップしている。 住みたい街(駅)ランキング2020は、首都圏居住のモニターを対象に2020年7月16日にアンケートメールを配信し、7月26日に締め切り、2,775件の有効回答を得た。住みたい街(駅)ランキングは2004年に調査を開始し、今回で16回目となる。 新型コロナウイルス感染拡大後初めてとなる首都圏総合ランキングでは、「横浜」が初めて1位に選ばれた。調査開始以降15回連続で1位であった「吉祥寺」は2位、「大宮」が2年連続3位、同率3位で「浦和」となった。 2019年調査と比べると、TOP5に「浦和」「立川」「三鷹」が初めてランクイン。郊外ながら都心へのアクセスが良好で、商業施設が充実するなどの魅力を併せ持つ「郊外中核駅」の街(駅)が多くランクアップしている。ランキング上位の街(駅)に住みたい理由には、「密度のある街よりも、自然のある街が良い」「通勤時間よりも住環境を重視したい」などがあがり、「街・住環境」の重視点に変化が生じているようすがうかがえた。 都県別ランキングの1位は、東京23区が「恵比寿」、東京市部が「吉祥寺」、神奈川が「横浜」、埼玉が「大宮」、千葉が「船橋」であった。◆「住みたい街(駅)ランキング2020」首都圏総合ランキング1位「横浜」2位「吉祥寺」3位「大宮」「浦和」5位「立川」「三鷹」「恵比寿」8位「品川」9位「池袋」「船橋」11位「津田沼」12位「新宿」「自由が丘」14位「中野」「川口」16位「北千住」「たまプラーザ」「鎌倉」19位「海老名」「橋本」