児童虐待の根絶に向けて、文科大臣がメッセージ発信

 文部科学省の萩生田光一大臣は2020年10月30日、メッセージ「児童虐待の根絶に向けて~地域全体で子どもたちを見守り育てるために~」を発表した。コロナ禍で虐待リスクの高まりも懸念されるとして、児童虐待防止に向けた理解や協力を訴えている。

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 文部科学省の萩生田光一大臣は2020年10月30日、メッセージ「児童虐待の根絶に向けて~地域全体で子どもたちを見守り育てるために~」を発表した。コロナ禍で虐待リスクの高まりも懸念されるとして、児童虐待防止に向けた理解や協力を訴えている。

 毎年11月は児童虐待防止推進月間とし、家庭や学校、地域など社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、さまざまな取組みを集中的に実施している。児童相談所の相談件数が増加するなど、依然として児童虐待が極めて深刻な状況にあることから、児童虐待防止推進月間にあわせ、児童虐待の根絶に向けたメッセージを発信した。

 メッセージでは、「今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から、生活不安やストレス等に伴い、児童虐待のリスクが高まることも懸念されています。児童虐待により子どもたちが傷つき、亡くなるようなことは、何としても無くさなければなりません」と述べている。

 また、保護者には「子育てに不安や悩みがあるときには、身近な人に相談したり、自治体の相談窓口等を頼ってください」、学校関係者には「児童虐待と疑われる事案に気付いた際は、速やかにチームとして対応し、市町村や児童相談所に通告するとともに関係機関ともよく連携して対応してください」と呼び掛け。

 地域の人には「子どもたちのようすに関心を持って見守ってください」と語りかけ、児童虐待と疑われる事案に気付いた際は、最寄りの児童相談所につながる「全国共通ダイヤル(189)」へ相談・通告するよう依頼。家庭・学校・地域が一丸になって子どもたちを見守り、育てることが重要としている。
《奥山直美》

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