新たに国語と英語も開講、進化を続ける「東進オンライン学校」

 ナガセの広報部市村秀二氏に、改めてこの「東進オンライン学校」とはどういったものなのか、そして新しく国語と英語の教科を加えた理由と、開講後の反響について話を聞いた。

教育・受験 小学生
PR
東進オンライン学校
  • 東進オンライン学校
  • 2・3月の本
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、全国一斉での小・中・高校の休校措置が取られてから早くも1年が経過した。振り返ればこの一斉休校時、いち早く無料講座「全国統一オンライン講座」を塾生以外の小・中学生にも公開し、学びを止めないための取組みを実施したのが東進ハイスクールと四谷大塚だ。

 その後、東進ハイスクールと四谷大塚を運営するナガセは「全国統一オンライン講座」を引き継ぐ形で「東進オンライン学校」を始動。「四谷大塚オンライン小学校」「東進オンライン中学校」を提供している。さらに、これまで提供してきた算数・数学に加え、国語・英語が教科に加わった。

 そこでナガセの広報部市村秀二氏に、改めてこの「東進オンライン学校」とはどういったものなのか、そして新しく国語と英語の教科を加えた理由と、開講後の反響について話を聞いた。

最新にして最高の教育を
すべての小中学生に



--まずは改めて、「東進オンライン学校」をスタートするに至った背景をお聞かせください。

市村氏:コロナ禍で全国一斉休校という状況下に置かれた2020年4月、これまでに東進が培ってきた授業やシステムが、「学びたいのに学べない」と苦しむ全国の小・中学生や先生方のお役に立てるのではないかと、中学受験の四谷大塚とタッグを組み、全国の小中学生を対象とする「全国統一オンライン講座」の提供を開始したことがきっかけとなりました。

 その後、「いつでもどこでもだれにでも最新にして最高の教育を提供する」という、私どもの「教育の機会均等」の理念に基づき、「全国統一オンライン講座」を引きつぐ形でスタートしたのが「東進オンライン学校(四谷大塚オンライン小学校/東進オンライン中学校)」です。算数・数学の教科書レベルの授業を、年間を通して無料で受講できるこの学校には、全国で約26万人の小学生・中学生からの申込みがありました。

 「四谷大塚オンライン小学校」「東進オンライン中学校」ともに、とにかくわかりやすくて面白い授業が最大の特長です。それに加え、学力を定着させるための「確認テスト」に合格してから先に進む仕組みです。当初は算数・数学のみでスタートしましたが、その後、世界で活躍するトップリーダーを講師に招き、将来の夢や志について考えモチベーションを高める「未来発見講座」を開講。さらに、毎月の学習の成果を確認できる「月例テスト」も用意するなど充実を図ってまいりました。

すべての教科の要は「国語」



--今回、小学生には「国語」が、中学生には「英語」の授業が追加されましたが、これらの教科を追加した理由や、開講後の反響についてお聞かせください。

市村氏:先にも申し上げましたが、開校以来、全国で約26万人という、本当に多くの方にご利用いただいておりました。当初から、もっと多くの教科を開講してほしいという要望がありました。今回はそういった多くの皆さまのご要望にお応えする形で、新たに「国語」と「英語」の授業を提供することにしました。

 国語はすべての教科のベースとなる力を育みます。小学生のときの国語の成績が、その後の大学入試においても、全教科の得点に与える影響がもっとも大きいということも、私どもの調査で分かっています。また、英語は、これからの子どもたちが生きていく社会で、必須となる重要な教科であるからです。

--まずは「四谷大塚オンライン小学校」の国語についてお聞かせください。

市村氏:今回新たにスタートした四谷大塚オンライン小学校の国語の授業は、これまでにないまったく新しい授業です。授業では、2か月で1冊の本を楽しくじっくりと読み進め、生徒たちは「このあとどうなるんだろう」「主人公はどうしてこう考えたんだろう」と考えながら授業に参加します。授業を通じて、精読する力と全体を俯瞰する力の両方を養っていくのが狙いです。

 もともと、人に本を読んでもらうのは大好き、というお子様は多いのではないでしょうか。ですが、自分で本を読むとなるとハードルが高いというお子様が多く、読書離れは大きな問題になっています。四谷大塚オンライン小学校の国語の授業では、先生が本を読み聞かせていくスタイルで、生徒は約10分間文章を一緒に目で追っていきます。四谷大塚ではこれを「読むトレーニング」と呼んでいます。とても楽しいトレーニングで、先生と一緒に読むと長い文章もあっという間に読めてしまうのです。

2・3月の本
2・3月の本


市村氏:まったく新しい授業で、手探りの段階なのですが、「元々本を読むのはあまり好きじゃなかったけど好きになれた」「授業を受ける前に『めんどくさいな』と思っていた自分が嘘のように感じる」「先生が、子どもたちが見えているかのように話しかけてくれて、子どもが一生懸命手をあげているようすが可愛かったです」など嬉しい反響がたくさん寄せられており、受講を開始した会員や保護者の方からいただく声を聞きながら改善改良を重ねて、より良い授業を目指していきます。

来る大学入試に対応できる力を



--「東進オンライン中学校」では、どうして「英語」が追加となったのでしょうか。

市村氏:今、日本は英語教育の改革に取り組んでおり、今年度からスタートした「大学入学共通テスト」では、リスニングの比率が従来の20%から50%まで引きあげられました。読みあげスピードもあがり、分量も難易度もすべてアップしています。

 今の中学生が大学入試を受けるころには「聴く・読む・話す・書く」の4技能が、より重視されることが想定されます。そこでこの4技能を楽しく鍛えて、来る大学入試にもしっかり対応できる本物の英語力を身に付けてもらおうと考えたのです。

--特長はどんなところにあるのでしょうか。

市村氏:英語の授業の特長は、音声先行、発音重視、どんどん言い換えの3つです。ネイティブ講師と日本人講師の2人の掛け合いの授業を通じてどんどん英語を好きになっていってほしいと思っています。

 授業では、ネイティブ講師の英語をよく聞いて真似してみる時間や、自分で言い換えてみる時間など、声を出す機会がたくさん用意されています。ご自宅で受講される際はぜひ恥ずかしがらずに声を出しながら受講していただきたいと思います。

 英語の授業を受けた会員からは、「発音は難しいけど、授業中に自分でもかっこいいなと思うような発音ができるようになって嬉しかったです」「ニック先生の本格的な発音がとても勉強になった。ゆっくり、リピートしてくれるので分かりやすい」など、早速たくさんの声をいただいています。国語と同様、まったく新しい形の授業ですので、これからどんどん進化させていきます。

--ちなみに受講料はどのくらいになるのでしょうか。

市村氏:従来開講している算数・数学については、今なら1年間無料でご利用いただけます。

 また、新規開講となる国語と英語については、現在「14日間お試し入会キャンペーン」を実施しています。月額980円(税別)で、もしもご満足いただけない場合は申込日から14日以内にご解約いただければ受講料を全額返金いたしますので、まずは実際に授業を受けてみていただきたいと思います。

--本入会の前に2週間もお試しできるのは安心だと思います。それでは最後に受講生や保護者にメッセージを頂戴できればと思います。

市村氏:東進と四谷大塚がタッグを組んで提供する新しい通信教育は、とにかく授業が面白いというのが一番の特長です。まずは一度授業を受けていただいて、授業の面白さ、分かりやすさを実感していただきたいと思います。

--ありがとうございました。

 「いつでもどこでもだれにでも最新にして最高の教育を提供する」という、ナガセの理念が結集したといえる「東進オンライン学校」は、現状にとどまらず、これからも進化を続けていく。1人でも多くの子どもが楽しみながら力を付け、将来、羽ばたいてくれることを期待したい。
《編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top