JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」お茶大ら5件採択

 科学技術振興機構(JST)は2021年4月21日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2021年度(令和3年度)採択機関を発表した。応募14件の中から、お茶の水女子大学や埼玉大学等、5機関が選定された。

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科学技術振興機構「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」
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 科学技術振興機構(JST)は2021年4月21日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2021年度(令和3年度)採択機関を発表した。応募14件の中から、お茶の水女子大学や埼玉大学等、5機関が選定された。

 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」は、女子中高生の理系分野に対する興味・関心を高め、理系分野へ進むことを志すためのさまざまな取組みを支援する事業。1件あたりの支援費は年額上限300万円、支援期間は2年間。

 2021年度は1月19日~2月26日にかけて公募を行い、14件の応募があった。その後、外部有識者で構成される委員会にて審査した結果をもとに、函館工業高等専門学校、埼玉大学、お茶の水女子大学、東京薬科大学、同志社大学の5機関の採択を決定した。

 JSTのWebサイトでは各機関の企画概要を掲載。たとえばお茶の水女子大学では「理系フロントランナーへの挑戦プログラム」を企画。グローバルな女性理系人材の重要性、数理デ ータサイエンスへの理解促進等を目的とし、これまでアピールされていなかった「起業」という選択肢を女子中高生、保護者、教員に伝える取組みを行う。同志社大学は「世界に羽ばたく『科学するガールズ』養成プログラム」を企画し、女子中高生に物理をベースとした科学に親しむプログラムを「出前講義(導入)」「キャンプ(実体験+Web)」「ラボ(発展 学習、実体験+Web)」と段階的に提供することで理工系進学を促進するという。

 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」のWebサイトでは、2019年度(令和元年度)および2020年度(令和2年度)の採択機関一覧を掲載。各採択機関へのリンクも貼られており、各機関が女子中高生向けに実施するさまざまなイベント情報等も確認できる。
《畑山望》

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