文部科学省の「大学入試のあり方に関する検討会議」は2021年6月30日、2025年以降の大学入学共通テストにおける英語民間検定試験と記述式問題の導入は困難だとする提言案を大筋で了承した。導入見送りで受験者等に与えた影響を真摯に受け止めるよう文部科学省へ求める文言も新たに盛り込まれた。 「大学入試のあり方に関する検討会議」は、大学入試英語成績提供システムおよび大学入学共通テストにおける国語・数学の記述式問題の導入見送りを受け、英語4技能評価や記述式問題の出題を含めた大学入試のあり方を検討するため、2019年12月に設置。6月30日の第28回会議では、前回会議で公表した提言の原案について討議した。リシードで全文を読む