「英検S-CBT」第2回検定、同一級の受験回数増加キャンペーン

 日本英語検定協会は、2021年度第2回「英検S-CBT」(8~11月実施)において、期間中の同一級受験回数を通常の最大2回から最大5回まで可能とするキャンペーンを実施する。入試の出願等に向けて受験が必要な受験者を支援するねらい。

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英検S-CBT 同一級の受験回数について
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 日本英語検定協会は、2021年度第2回「英検S-CBT」(8~11月実施)において、期間中の同一級受験回数を通常の最大2回から最大5回まで可能とするキャンペーンを実施する。入試の出願等に向けて受験が必要な受験者を支援するねらい。

 「英検S-CBT」は、従来型の英検と同じ出題形式を取りながら1日に4技能を測ることができる試験。実施級は準1級、2級、準2級、3級で、合格すると従来型の英検と同じ資格を取得できる。

 試験は、全国47都道府県、86エリア以上のテストセンターで実施。土日・祝日に加えて、一部エリア・級は平日も受験することができる。英検(従来型)との併願申込も可能で、通常は同一検定期間内に同一級を最大2回まで受験できるため、英検(従来型)と英検S-CBTを組みあわせることで、同一検定回で同一級を最大3回受検でき、受験機会を拡大することができる。

 直近では、大学入学共通テストにおける外部の英語民間試験の導入が見送られたとの報道がなされたが、すでに出願条件や優遇措置として大学や高校入試に英検をはじめとする英語民間試験が活用されていることから、入試の出願等に向けて重要となる第2回検定について、同一級の受験回数を増やす措置を決定したという。

 対象となるのは、8~11月に実施する英検S-CBTの第2回検定のみ。申込みはWebサイトで受け付けている。
《畑山望》

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