大学生の就職活動費用は平均7万2,034円、コロナ前の4割減

 2022年卒大学生・大学院生の就職活動費用は平均7万2,034円で、コロナ禍前と比べて約4割減少していることが2021年9月7日、就職みらい研究所の調査結果からわかった。その一方、オンライン活用による費用負担の減少により、説明会や面接の参加社数は増加している。

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就職活動全体にかかった平均金額の比較
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 2022年卒大学生・大学院生の就職活動費用は平均7万2,034円で、コロナ禍前と比べて約4割減少していることが2021年9月7日、リクルートの研究機関「就職みらい研究所」の調査結果からわかった。その一方、オンライン活用による費用負担の減少により、説明会や面接の参加社数は増加している。

 「就職プロセス調査」は2021年6月12日~17日、2022年卒業予定と大学生・大学院生である就職みらい研究所学生調査モニターを対象に実施した。集計対象は、大学生1,727人、大学院生557人。

 2022年卒学生が6月12日時点で就職活動に使用した金額は、平均7万2,034円。2021年卒の8万8,923円と比べると、1万6,889円少なくなった。コロナ禍前である2020年卒の12万8,890円と比べると約4割減少しており、就職活動費用の減少は2年連続となった。

 項目別に見ると、もっとも減少したのは「宿泊費」で2021年卒と比べて9,154円減少した。就職みらい研究所では、「新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの就職活動が増えたことが原因と考えられる」と分析している。

 学生の活動実施状況をみると、個別企業の説明会は平均19.7社と2021年卒と比べて5.1社増加。面接も平均10.9社と2021年卒と比べて1.5社増加した。Web上での個別説明会や面接に参加した社数が増えたことで、費用負担が少なくなったにもかかわらず、より多くの企業の選考に参加しているようすがうかがえる結果となっている。

 学生のコメントでも「移動時間とお金がかからないので、選考を受けるか迷っている企業にも積極的に挑戦することができた」等、就職活動のオンライン化にともなう費用負担の減少により多くの企業の選考に参加したい、できたという回答が多くあった。
《奥山直美》

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