外国語教育セミナー「学習者と母語話者の違い」3/25

 神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターは2022年3月25日、神戸大学創立120周年記念、異分野共創国際シンポジウムを開催する。学習者と母語話者の違いをテーマに「言えそうなのに言わないのはなぜか『学習者と母語話者の違い』」を考える。

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異分野共創国際シンポジウム「言えそうなのに言わないのはなぜか『学習者と母語話者の違い』」
  • 異分野共創国際シンポジウム「言えそうなのに言わないのはなぜか『学習者と母語話者の違い』」
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  • 言えそうなのに言わないのはなぜか—構文の制約と創造性
 神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターは2022年3月25日、神戸大学創立120周年記念、異分野共創国際シンポジウムを開催する。学習者と母語話者の違いをテーマに「言えそうなのに言わないのはなぜか」を考える。

 シンポジウムは、「言えそうなのに言わないのはなぜか『構文の制約と創造性』」(ひつじ書房)と Explain Me This: Creativity, Competition, and the Partial Productivity of Constructions(プリンストン大学出版会)の内容に基づいて進行する。理論言語学と心理言語学が出会う異分野共創国際シンポジウム。

 学習者と母語話者の違いをテーマにして、理論言語学と心理言語学が出会ったら、言葉を使い始めた小さな子供・第二外国語習得に奮闘する学習者・熟達した大人の母語話者の言語使用や言語習得に何が言えるのかを、一緒に考える。学部生や院生、学外の人も参加できる。

 第1部は、日本語でライブ講演する。講師とテーマは、濱野寛子氏(名古屋学院大学経済学部講師)「話者の活動経験が事物の数え方に影響を与える可能性」、木原恵美子氏(神戸大学大学教育推進機構准教授)「L2英語学習者による響鳴『構文のファンネル構造』」、巽智子氏(神戸大学国際文化学研究科講師)「質問と返答のやりとりの学習と発達的変化『日本語親子会話コーパスの分析から』」。第2部は、Adele Goldberg氏(プリンストン大学心理学部教授)「Choosing good-enough constructions(仮)」が英語でビデオ講演する。その後、英語での質疑応答がある。

 シンポジウムは2022年3月25日、Zoom使用のオンラインライブ開催。参加申込は、Webサイトで受け付けている。事前申込先着500名(2月4日更新)。オンデマンド参加もできる。オンデマンド参加を希望の人や申込みが500名を超えてZoomに入室できない人には、後日Goldberg先生のプレゼンと質疑応答の動画のURLを知らせる。

◆言えそうなのに言わないのはなぜか「学習者と母語話者の違い」
日時:2022年3月25日(金)16:30~20:00
会場:Zoom
対象:学部生、院生、学外の人
募集人数:500名(申込定員の上限を300名から500名に変更。2月4日更新)
申込方法:Webサイトから申し込む(事前申込先着)
《大田芳恵》

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