厚生労働省が2022年3月26日に発表した第111回看護師国家試験の学校別合格者状況によると、新卒・既卒を合わせた合格率が100.0%となった大学は、東京大学等82大学だった。 第111回看護師国家試験は、2月13日に行われ、出願者数6万5,684人、受験者数6万5,025人、合格者数5万9,344人で、合格率は91.3%。このうち、新卒者の合格者数は5万7,057人で、合格率は96.5%だった。 学校別合格者状況によると、合格率が100.0%だった大学(短期大学を除く)は82大学。このうち、合格者数が100人を超えた大学は、「順天堂大学」197人、「川崎医療福祉大学」144人、「埼玉県立大学」127人、「藤田医科大学」125人、「岐阜医療科学大学」121人等、16大学。 そのほか、東京大学は合格率100%・合格者数6人、京都大学は合格率97.4%・合格者数37人。合格率が100.0%の短期大学は、足利短期大学のみ。 なお、この記事は3月25日に厚生労働省より提供を受けた第111回看護師国家試験学校別合格者状況の情報をもとにしている。