【大学受験2023】国公私立医学部変更点…岐阜大が後期廃止

 SAPIX YOZEMI GROUPの医学部入試情報サイト「医学部研究室」は2022年4月28日、2023年度大学入試における医学部医学科の変更点を一覧表にまとめて公開した。岐阜大学は一般選抜後期募集を廃止し、兵庫医科大学は新たに総合型選抜(専願制)を導入する。

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2023年度 国公立大学医学部 入試変更点
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 SAPIX YOZEMI GROUPの医学部入試情報サイト「医学部研究室」は2022年4月28日、2023年度大学入試における医学部医学科の変更点を一覧表にまとめて公開した。岐阜大学は一般選抜後期募集を廃止し、兵庫医科大学は新たに総合型選抜(専願制)を導入する。

 入試変更点一覧は、国公立大学と私立・準大学の医学部医学科入試における2023年度の変更点をまとめたもの。募集区分や2次試験、2段階選抜等の情報について、各大学の方式・日程ごと変更点を掲載している。

 このうち、岐阜大学は一般選抜後期募集を廃止。一般選抜前期募集では、2段階選抜の実施基準について、2022年度入試では「約15倍」としていたが、2023年度入試は「500名程度」に変更する。金沢大学では、一般選抜(前期)の2次試験において、口述試験の結果による判定基準を追加。2023年度入試では、口述試験で医師の適性を欠くと判断された場合は、学力検査の成績に関わらず不合格となることがある。

 広島大学は、一般選抜(前期)の2次試験において、理科重視型「A(s)配点」と一般型「B配点」に加え、新たに英数重視型「A(em)配点」を設置する。これにともない、合否判定基準も変更。2023年度入試では、「A(s)配点」の上位から募集人員の2分の1または「A(em)配点」の上位から募集人員の2分の1に該当する者を合格とし、「B配点」の上位から残りの合格者を決定する。

 兵庫医科大学は、2023年度入試より新たに総合型選抜(専願制)を導入。聖マリアンナ医科大学は、学校推薦型選抜(指定校制)を廃止する。近畿大学は、2025年11月の堺新キャンパス移転にともない、2023年度新入生は1~3年次は大阪狭山キャンパス、4~6年次は堺新キャンパスとなる。

 なお、情報は変更されている場合があるため、必ず各大学の募集要項等で確認すること。
《奥山直美》

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