病気療養中はアバターロボットで学校生活…メタバース活用

 ベネッセこども基金とニューメディア開発協会は2022年5月24日、2022年度共同プロジェクト「病気療養の子どもがアバターロボットで学校生活に参加し『笑顔』になる。学び、体験のモデル拠点校支援事業」実施を発表。5月27日に、プロジェクト発表会をオンライン開催する。

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アバターロボットでの授業への参加
  • アバターロボットでの授業への参加
  • 先生との会話
  • 移動タイプのアバターロボットによって、友だちと一緒の移動が可能になる
  • 共同プロジェクト発表会
  • 共同プロジェクト発表会 登壇者
  • 共同プロジェクト発表会 事務局
 ベネッセこども基金とニューメディア開発協会は2022年5月24日、2022年度共同プロジェクト「病気療養の子どもがアバターロボットで学校生活に参加し『笑顔』になる。学び、体験のモデル拠点校支援事業」実施を発表。5月27日に、プロジェクト発表会をオンライン開催する。参加無料。事前申込制。

 ベネッセこども基金は、2016年から「分身ロボットOriHimeを活用した院内学級プロジェクト」に取組み、5年間の実証実験を経て、2021年4月から東京都の特別支援学校5校にてOriHimeを活用した学習モデルを導入。ニューメディア開発協会は2020年度から、アバターロボットを活用した開発研究に取組み、2021年度は京都女子大学 教授の滝川国芳氏を委員長として迎え、研究委員会を発足。教育・医療分野のアドバイザーとともに、院内校と前籍校のコミュニケーションに焦点をあてた復学支援をテーマに取り組んできた。

 両社は2022年4月、これらの事例を通じて学校生活におけるアバターロボット活用の有効性を確認することができたとして、共同プロジェクトをスタート。プロジェクトでは、病気療養等の子供たちが、院内学級や病室、自宅から気兼ねなく学校生活に参加するための手段として、アバターロボットを活用。テレポーテーションロボットの知見をもつiPresenceの各種アバターロボットを使うことで、離れた場所から、自分の意思で視点を動かし、教室内を自由に見ることが可能となる。

 また、自分の分身をアバターとして表示することで、参加ハードルを下げ、授業で主体的に参加できるだけでなく、休み時間に友だちとの会話も楽しむことができる。さらにメタバース(電子空間)を使うことで、他のクラスメイトたちと同条件・同空間で参加でき、教室を自由に動き回るアバターを利用して、学校生活を楽しむことができる。

 2022年度はモデル拠点校を選定し、継続的な成功利用事例を創出。メタバース利用効果の検証を行い、現場で使えるモデルを情報発信し、病気療養の子供の笑顔獲得を目指していく。これらの進捗報告として、2022年11月と2023年3月に報告会を予定。また、プロジェクトの概要と講演会を兼ねた共同プロジェクト発表会を、5月27日にオンライン開催する。

 共同プロジェクト発表会では、両社の活動実績を報告するとともに、病弱教育におけるICT活用を実践している京都女子大学教授の滝川国芳氏、テレポーテーションロボット開発を手掛けるiPresenceのクリストファーズ・クリスフランシス氏が講演を行う。参加は無料。申込みは、Peatixから受け付ける。

◆共同プロジェクト発表会
病気療養の「子どもの学び支援」アバターでの学校生活参加による「子どもの笑顔」を増やす利用成功事例の創出普及活動
日時:2022年5月27日(金)15:00~17:00(開場14:50)
会場:オンライン(Zoom)
対象:活動に興味がある人等、幅広く募集
参加費:無料
申込方法:Peatixから申し込む

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《川端珠紀》

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