子供たちに学び方の多様性を…オルタナティブスクールは「代替」ではなく「選択肢」

 教育業界でもSDGs推進に向けて多くの取組みが始まっている。一方、学び方そのものの多様性は、いまだに見過ごされたままだ。リセマムでは、その突破口として「オルタナティブスクール」に注目し、学校横断の先生座談会を開催した。先生方と教育現場の課題について考える。

教育・受験 中学生
教育における多様性…オルタナティブスクールは「代替」ではなく「選択肢」になるべき
  • 教育における多様性…オルタナティブスクールは「代替」ではなく「選択肢」になるべき
  • 「学び方における多様性」を考える
  • 旅しながら学ぶ「日本版・ミネルヴァ大学」、インフィニティ国際学院高等部
  • 哲学を下支えに、強い学びを展開する「日本版・スタンフォードオンラインハイスクール」、ワオ高等学校

 持続可能な開発目標(SDGs)推進に向けた機運が高まる中、教育業界における「多様性」に注目が集まっている。

 ジェンダー問題と制服、SDGsをテーマにした授業、オンライン授業とペーパーレス化による環境問題へのアプローチ…。個々の話題として、教育現場でもSDGs推進に向けて多くの取組みが始まっている。ただ、ここで今まで見逃されてきた大切なもことについて、考えてみたい。それは、学び方そのものの多様性だ。

 教育情報サイト「リセマム」では、ここ数年開校ラッシュが続く、オルタナティブスクールに着目し、初の企画として学校横断の先生座談会を開催した。ご参加頂いたのは、インフィニティ国際学院高等部(以下、インフィニティ)のかよ(水野佳代子)先生、ことみ(金子琴美)先生、ワオ高等学校(以下、ワオ高)のたかし(河本尚)先生、じゅん(川本潤)先生の4名。

 オルタナティブスクールの先生方は、日本の教育業界をどのように見つめているのだろうか。座談会での対話を通して、教育現場の課題について立体的に浮き彫りにしたい。

「先生の言うことは絶対」は過去の話

--本日は、先生方を下のお名前で呼ばせていただきます。ワオ高はお2人とも「かわもと」先生なので、下のお名前での方がわかりやすいと思っているのですが、実はこの「名前呼び」はそもそもインフィニティの学校文化なんですよね。

かよ先生:私たちの学校では「先生」はおらず、皆「チューター」という立場です。チューター同士も生徒も、「かよさん」「ことみさん」と下の名前で呼び合っています。私たちの学校そのものが、一般的な学校と違い、一方的に授業をするというよりは、共同生活を送りながら学ぶというスタイルです。共同生活者として、チューターと生徒の距離が近いので、この文化が合っているのかなと。

インフィニティ国際学院では、チューターも共同生活者として共に旅する

--なるほど。今「一般的な学校」との違いのお話がありましたが、インフィニティは「旅する学校」がコンセプト。仕組みについて教えていただけますか。

かよ先生:私たちは、キャンパスをもたない「旅する学校」です。北は北海道から南は沖縄まで、1か月単位で研修地を変えます。コロナ禍の今は国内中心ですが、本来であれば海外も含めて世界20か国を3年間でまわるカリキュラムを用意しています。

たかし先生:20か国も!どこの国ですか。

かよ先生:アジア、ヨーロッパ、アフリカが多いです。アジアはカンボジア、インド、ベトナム、タイ、中国、マレーシア。アフリカはザンビアから南アフリカ共和国の希望峰をまわります。ヨーロッパは「Eurail(ユーレイル)」という鉄道を使い、おもにフランス、イタリア、スペインを巡りますが、生徒が行動計画を立てるので、欲張れば20か国程度まで行くことができます。

たかし先生:その旅に、チューターであるかよさんやことみさんも同行すると。

かよ先生:はい、私たちも旅のメンバーとして参加します。他のグループのメンバーと、よく「今どこにいるの?」「そっちはどう?」という会話をします。

--英語がベースとは言え、それだけでは補えないでしょうし、言語1つとってもすべてが学びですね。

かよ先生:私たちチューターも、初めて訪れる国がほとんどなので、言語を覚えて、使って、その都度現地で学びます。生徒と一緒に常に学んでいる状態です。

世界を旅しながら学び合うインフィニティ国際学院

ツールさえ手に入れれば、伸びやかに学ぶ子供たち

--先生自身が生徒とともに日々学ぶ環境、なかなか従来の学校ではみられない光景ですね。他の学校でのご経験があるお2人に、他校との違いについてお聞きしてみましょうか。

たかし先生:私は以前、塾・予備校で教えていました。言わずもがな、塾は「先生が生徒に教える」というのが、おもな構造。子供たちが自分からやりたいことに対して熱量をもって取り組んでいくという場面には、正直なところ、なかなか出会えません。だからこそ、オンラインで自由にお互い学び合う関係を築きたいと思い、ワオ高に参画しました。

--ワオ高は学習システムやコミュニケーションツールが、オンラインで整備されている印象です。以前見せていただいた際には、先生も生徒もお互いフラットに、まるでSNSのように意見を交換し合っていましたね。

たかし先生:高校生という年ごろの子供たちは、何らかの自分なりの意見をもっているものです。でも従来の学校では、時間の制約や「教えないといけない」という義務感もあり、全員とコミュニケーションすることは難しい。オンラインのツールを使えば、自分の都合に合わせて書き込みや発言ができるし、私たち講師陣や同級生もそれぞれ確認できるので、個人が伸びやかに自分の考えを表明できる場所になっていると思います。

かよ先生:言葉で話すよりも、文章やチャットなどのテキストでのコミュニケーションの方が得意な生徒もいますね。それぞれのスタイルで意見を言い合えるのは嬉しい。

たかし先生:おっしゃる通り。中学時代、授業中などでまったく発言をせず、学習態度も受身だった女の子が当校に在学しているのですが、当時の担任だった先生が心配してご連絡くださったんです。でも現在は、学習進捗も1番早いですし、授業の課題だけでなく、率先してオプションコースを受講して主体的に参加をしてくれているんです。担任の先生も非常に驚かれていました。彼女に「中学時代と今、なんでこんなに違うの?」と聞いてみたら、自分の発言やコメントにすぐ反応が返ってきたり、リアクションしてくれたり、しかもそれが可視化されているのが面白いらしいんです。「また頑張って書いてみよう」と思えるそうで、良い循環が生まれている。

じゅん先生:リアルで生徒に会う機会が少ないからこそ、コミュニケーション量には気を遣っています。全日制の一般的な高校と比べると圧倒的に多いのでは。たとえば、皆さんの高校時代、先生から電話で話すことってどのくらいありました?

ことみ先生:いやいや、ほとんどないですね。逆に電話がかかってくると、ドキっとしてしまう(笑)

たかし先生:そうそう、「先生からの電話=悪いことをして保護者に報告」のイメージですよね。ワオ高では週1回程度の電話でのラフなコミュニケーション、月1回程度のZoom面談、あとは保護者の方にも都度お子さまの学びをご報告をするようにしています。

 そのほか、生徒も教員も全員が書きこめる掲示板、個人のメールなど、いろんなコミュニケーションツールがあります。自分にあった方法で連絡してくれるので、われわれは全方位的に対応できるように心構えしておく、といった感じです。

ワオ高等学校のバーチャルキャンパス

じゅん先生:学習の進捗も、オンライン上で管理しているので、どの子がどの単元で躓いているのかが一目瞭然で把握できます。従来の、ノートと教科書だけで学ぶ教室の授業ではわからない。学習進捗を踏まえて「この単元、難しいけど大丈夫?」のような自然なコミュニケーションもできます。

たかし先生:いわゆる通信制高校では、どちらかというと1人で取り組んでレポートを提出するイメージが強いですが、ワオ高は、オンラインでみんな一堂に会して議論をしたり、特別活動したり、グループワークで課題に取り組んだり、「集まる機会」「対話する機会」が非常に多いんです。

じゅん先生:通信制高校もそれぞれ特徴がありますよね。マンモス校はやはり難しいんじゃないかな。一方、僕たちは少人数で対話型授業、対話を大事するというスタンスなので、それをとことん丁寧にやっています。オルタナティブスクールは、各校カラーが強いので、一言では語りきれないですね。

世界最先端の学びを日本でも…ミネルヴァ大学・スタンフォードオンラインハイスクール

--ことみ先生は、公立高校で教師をされていたんですよね。

ことみ先生:はい、公立高校で保健体育の教員をしていました。公立高校で教員をやっていた当時、私が指示することで生徒が動くという場面が多く、彼らの主体性を奪っているような気がしてしまったんですよね。

 私が大切にしたいのは、お互いに同じ目線に立って一緒に学んでいく環境。その点、インフィニティでは共同生活をしていくうえみんなでルールを作りますし、チューターからも生徒からもいろいろな要望が出てきます。「先生の言うことは絶対」なんてことは一切なく、すべてフラット。生徒も私たちにとっても成長できる場所だと感じています。

じゅん先生:お2人とも、先生っぽくないですもんね(笑)

かよ先生:褒めているということで良いですか?(笑)生徒からからかわれることもありますが、それは対等であるがゆえ、1人間として向き合っているがゆえの接し方だと思います。

--両校とも「先生も生徒もともに学ぶフラットな存在」というのがポイントですね。一部の大学や大学院では、研究室の教授や研究員を「さん付け」で呼んでいるところも多いですね。オルタナティブスクールは、組織のメンバー同士の接し方しかり、学び方しかり、大学を先取りしているなと感じることがあります。

かよ先生:なるほど、そうですね。自分自身の興味関心を紐解き、自ら選んだ道で、専門性を突き詰めるのが大学の面白さだと思います。その点、インフィニティも、高校生なりの感覚で自分の好きを突き詰めていく、自分で選んで主体的に学ぶという、大学っぽい雰囲気があります。

じゅん先生:まるでミネルヴァ大学みたいですよね。ハーバード大学を蹴ってでも入りたいと言われている、合格率2%以下の世界中のエリートが殺到しているミネルヴァ大学。1学期ずつ、世界の国と地域で共同生活をしながら、学ぶ完全オンラインの大学です。

かよ先生:ミネルヴァ大学の日本版・高校版」を目指しています。国・地域の数でいうと、ミネルヴァ大学以上です。元ミネルヴァ大学・日本事務局の山本秀樹さんには、サポーター、ナビゲーターとして参画していただいています。

たかし先生:ミネルヴァ大学での学び方については本校でもいろいろ参考にさせていただいています。特に教養探究は参考にさせていただいた部分が多いのかなと思います。

--今お話にあがった「教養探究」はワオ高独自のプログラムですね。学習指導要領に則った従来の教育内容と、そのほか学校独自の新しい学びは、両校どのように位置づけていますか。

たかし先生:本校は、哲学・科学・経済に関する3つの教養探究の授業を設けています。そのほか授業以外に、オプションプログラムも設置しています。大学受験対策、留学・海外大学進学支援、データサイエンティスト養成、アントレプレナー養成(起業)の4つです。これからは大学進学・新卒入社・終身雇用ではなくなる社会において、自分の「武器」を得るための選択肢にしてほしいという思いがあります。単に教科の知識だけではなく、自分自身の軸をつくるきっかけを高校生に提供したいなと思っています。

じゅん先生:ミネルヴァ大学からもエッセンスを拝借し、スタンフォード大学の高等部「スタンフォードオンラインハイスクール」からもヒントをいただきました。スタンフォードオンラインハイスクールって、要は通信制高校なんですよ。名門全日制高校を凌いで、進学校になっている。実際に卒業後の実績も出てきています。

 スタンフォードオンラインハイスクールの大きな特徴は、哲学が必修であること。もちろんアメリカでも哲学は受験科目ではありません。でも、何のために勉強するのか、自分は何を目指すのかを考え、腹落ちすることで、知識の身につき方や時間の使い方が俄然変わってくる。一見無駄な「哲学」が、あらゆる成長を下支えしているんです。

ワオ高等学校の「教養探究」とは

大学生になる前に、社会人になる前に、気付くべき大切なこと

--大学卒業後、大人になって、やっと「ああ、あの授業ってここで活きるんだ」と感じることがありますよね。実生活と知識の結びつきを、哲学をはじめとする教養探究の授業を通して先に体感するということですね。

かよ先生:インフィニティは「通信制サポート校」という立ち位置なので、生徒は提携している広域通信制高校に在籍し、教科に関する学習はそちらのプログラムで行います。私たちが提供する学びは、そこで得た教科の知識を、現地で実体験を通して深め、生かす+αのものです。手を動かす、体を動かす中での学びを血肉にしていくのを目的としています。

たかし先生:ただ、やっぱり子供たちが大学を決めるときって、数字や偏差値で決めることが大多数なんですよね…。

ことみ先生:そうなんですよね。

たかし先生:模試での大学の偏差値と自分の成績を見比べて「行けそうな大学」を選ぶケースが多い。本来は、自分がやりたいことを軸に、未来に向けた活動ができる大学、それができる働き方は何かを考えるべきだと思うんですよね。高校生のうちから経験を通して学ぶことはすごく大切だと思っています。

じゅん先生:インフィニティの卒業生はどんな道に進んでいるんですか。

かよ先生:探究学習や外国語を使ったコミュニケーションが糧になっているからか、慶應義塾大学のSFC、上智大学、長崎外国語大学、オーストラリアのクイーンズランド大学やカナダにある全寮制のPearson College UWCなど。あとちょっと変わったところでは、さまざまな経験をした結果、「日本でお笑い芸人になる」と決めて、NSC吉本総合芸能学院に進んだ子もいます。養成所時代は毎月のライブで上位を何度も取っており、2022年4月にはプロとしてデビューして、目標であった地上波出演も果たしました。

たかし先生:自分で夢を決めたからこそのエネルギーはすごいですね。自分が経験したからこそ、腑に落ちて、自分の言葉にできたり、表現できたりすると思うんです。従来型の学校で机に向かって国語・数学だけを学んでいるだけでは、なかなか難しい部分もあるのではないでしょうか。

過去問に向き合うよりも、自分と向き合え

--両校とも、どのような入試を行っていますか。

たかし先生:本校は、エントリーシートの提出をお願いしています。自分の今好きなことややりたいこと、考えていることを書いて出してもらいます。かといって、入学後のビジョンが決まっていないとダメなわけではありません。自分の思っていることをのびのび表現してほしい。将来のことは空想で良いんです。エントリーシートの作成を通じて、今の自分と対話をして面接に臨んでほしいなと思っています。

 中学校から調査書もいただいていますが、基本的に調査書の点数というのを判断の材料にはほとんど使っていません。中学生活でどんなことしていたのか、どの教科が得意だったのかなどを参考しつつ、あとはエントリーシートや面接で、ひとりひとりと丁寧に時間をかけて話します。僕たちの学校ではこんなことを学んでいくよ、こんなことができたらいいよねと、3年間の目標やビジョンを共有していきます。

ワオ高等学校、高校受験の鍵は「自分との対話」

―いわゆる一般的な高校入試っていうと筆記試験がメインだと思うので、自分のやりたいこととか考える余地なく過去問を解きまくるという日々が受験期の過ごし方だと思うので、全然大きく違いますね。

かよ先生:本学院としても願書と作文を提出いただきますが、1番大切にしているのは面接です。チューターとの対話を大切にしています。自分のことを理解できているか、本学院での学びをその子がイメージできているかを対話の中で一緒に確認します。

 入試で選考するというよりは、その子が高校で何を学びたいか考えるきっかけを提供するというスタンスです。場合によっては、初回面接の段階で自分の考えが整理できていない子には2回目、3回目の再面接を提案することもあります。その子にとって、学びに対する意欲を高められる機会になれば良いなと思っています。

--対話の機会があれば、学校との認識のすりあわせもできますし、入学後「なんか違う」というミスマッチも少なくなりますね。

かよ先生:そう思います。面接の中で、より学院のことを知ってもらえますし、場合によっては他の学校への進学を進めることもあります。学校が生徒を選ぶだけではなくて、その子たちにとっても学校を選択する機会であってほしいと思います。

納得して進学する、インフィニティ国際学院の入試システム

--ここまでお話をお聞きしていて、ちょっと言い方に語弊あるかもしれないですけど、今まで「全日制にちょっと劣る存在」としてのオルタナティブスクールから、イメージがガラッと変わりました。劣るどころか、従来型の高校よりも多くのことを学んでいますよね。学習量と経験がものすごい。

ことみ先生:オルタナティブスクールは、これまで「全日制高校に通えない子たちの受け皿」という見方が大きかったなと思うんですが、学びの在り方の選択肢として一般的になってほしいと思っています。全日制高校の学びが合う子も、ワオ高や本学院のような学びが合う子もいます。自分に合った学びが選べる、それが当たり前という世界になったら、もっと子供たちがいきいきしてくるんじゃないかなと思います。

「オルタナティブ」を「代替」ではなく「選択肢」に

--教育業界の動きも含めて、オルタナティブスクールに関する世間の変化を感じられることはありますか。

じゅん先生:オルタナティブスクールは、まさに教育における多様性の表現だと思います。SDGsに後押しされて、あらゆる業界が多様性を目指しているのに、最後までかたくなに変わっていないのが教育現場なのではないでしょうか。

 子供たち自身、日本の教育の「型」の中で、小学校・中学校の9年間過ごすことで「自分ってこんな程度だよね」と決めつけてしまっていることも多いと思うんです。それは往々にして、スクールカーストや偏差値といった旧来型の指標で判断してしまっています。子供たちにとっては、今まで過ごしてきた学校が教育のすべてだから、そう考えざるを得ない。もしかすると大人にも、自分が過ごしてきた学校がすべてで、教育の概念を塗り替えられずにいる方がいるかもしれません。

 18歳への成人年齢引き下げもあって、まさに高校は大人の入口です。たった1つの基準だけで、自分を過小評価してほしくないし、新たな価値観を取り込むゆとりや、自分への愛情を取り戻してほしいんです。もっと世界は広いし、いろんな武器で勝負できる。

かよ先生:本学院は、学院長自ら「学校教育をぶっ壊す」と発言するほど尖った、新しい価値観の学校です。私たちもこれまで当たり前といわれてきた学校教育が、より柔軟になってほしいなと思っています。社会も経済もぐるぐる変わっているのに、教室の黒板に向かって机が並ぶ「学校」は、この150年間変わっていない。そろそろ新しい学びの在り方に気付いても良いんじゃないかなと思っています。

じゅん先生:今までの価値観、教育、学校に違和感があるなとか、居場所がないなと思っている中学生は、すごいチャンスだと思うんです。単なる「思春期の気の迷い」なんかじゃないし、そう感じる君がおかしいわけじゃない。そのまま惰性で大学まで行って、社会人になった瞬間、「あれ、自分って何がしたいんだっけ」「自分は何もできない」と打ちのめされるより、よっぽど良い。その違和感こそが、アドバンテージになると思うんですよね。

--社会に出て、ふと立ち止まって呆然としてしまうより、その前の高校入学の段階から、気付ける子が増えてくると良いですよね。子供たちには早いうちから教育の多様性や広がりを見せてあげたいなと思います。

ことみ先生:公教育が悪い・正しいということではなくて、いろんな教育の形を子供たちが選択できる環境を整えるのが大事ですね。ワオ高をはじめとして他校とも連携しながら、子供たちのやりたいこと・学びたいことに合った場所を提供していきたいですし、それに合った選択をできるようなサポートができれば良いなと思っています。

かよ先生:こうして他校の先生方と話す機会はなかなかないので、本当に楽しかったです!

じゅん先生:僕らにはいつでもオンラインでアクセス可能なんですが、かよ先生やことみ先生にまた会いたいとか話したいと思ったとき、どうしたら良いですか(笑)

ことみ先生:時差のある国にいると、ちょっとお待ちいただかなくてはいけないかも(笑)。本学院のFacebookページでは、学生とチューターの活動を紹介していますので、そこにコメントをいただけると、滞在場所もわかりますし、コミュニケーションもとりやすいかもしれません。

たかし先生:また近況報告がてら、これからの教育についてお話しましょう!

--教育の広がりと可能性がみえる非常に有意義な時間でした。先生方、ありがとうございました。

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《羽田美里》
羽田美里

羽田美里

執筆歴約20年。様々な媒体で旅行や住宅、金融など幅広く執筆してきましたが、現在は農業をメインに、時々教育について書いています。農も教育も国の基であり、携わる人々に心からの敬意と感謝を抱きつつ、人々の思いが伝わる記事を届けたいと思っています。趣味は保・小・中・高と15年目のPTAと、哲学対話。

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