【高校受験2023】都立高募集人員、全日制4万1,030人…20校で20学級増

 東京都教育庁は2022年10月20日、2023年度東京都立高等学校、中学校・中等教育学校の第一学年生徒の募集人員を公表した。都立高等学校の全日制課程の募集人員は、前年度より640人増の4万1,030人。白鷗が募集停止となり、三田・向丘等20校が学級増となる。

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2023年度東京都立高等学校等の第一学年生徒の募集人員等について
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 東京都教育庁は2022年10月20日、2023年度東京都立高等学校、中学校・中等教育学校の第一学年生徒の募集人員を公表した。都立高等学校の全日制課程の募集人員は、前年度より640人増の4万1,030人。白鷗が募集停止となり、三田・向丘等20校が学級増となる。

 2023年度都立高等学校の募集人員は、全日制課程167校1,049学級で4万1,030人。都立高校改革推進計画に基づき、1校2学級の募集を停止する他、学校施設の状況等を踏まえ2校2学級を廃止。一方、都内公立中学校卒業予定者数の増加等を踏まえ20校で20学級増とし、全体では2022年度より16学級640人増となる。

 募集停止となり学級数減となるのは、竹早(普通)・広尾(普通)の2校でそれぞれ1学級減。白鷗(普通)は、併設型中高一貫教育校での一貫した教育を推進するため高校段階での募集を停止し、中学段階での募集のみとする。

 学級増となるのは、三田・向丘・日本橋・本所・東・駒場・松原・豊島・竹台・板橋・井草・石神井・淵江・江戸川・紅葉川・富士森・松が谷・神代・日野・清瀬の20校20学級。

 全日制課程普通科の募集人員は、一般募集3万1,278人、転勤者枠148人、転学者枠223人、9月入学21人の計3万1,670人(推薦入学対象6,182人含む)。一般募集人員には、インフルエンザ等罹り患者、海外帰国生徒・引揚生徒および在京外国人生徒に係る募集人員・国際バカロレアコース特別枠も含まれている。

 また東京都では、Society5.0を支える工業高校の実現に向けNext Kogyo START Projectの取組みを進めており、その1つとして、2023年4月1日から蔵前・墨田・中野等の「工業高等学校」15校を、先進的で魅力ある専門高校に相応しい名称である「工科高等学校」に変更。あわせて2023年度から蔵前(全日制)では、産業ロボットの技術を学ぶ「ロボティクスコース」を機械科に設置する。

 2023年度東京都立高等学校入学者選抜のおもな日程は、推薦に基づく選抜が2023年1月12日~18日に出願受付、1月26日と27日に選抜実施、2月2日に合格発表。学力検査に基づく選抜が、第一次募集と分割前期募集が2月1日~2月7日に願書受付、2月21日に検査実施、3月1日に合格発表。分割後期募集と全日制第二次募集が3月6日に願書受付、3月9日に検査実施、3月15日に合格発表を行う。


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《川端珠紀》

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