研究者が熱狂した「ライフゲーム」をSTEAM教材に

 ワンダーラボは2022年11月、まったく新しいサイエンス教材「セルトンのふしぎなタブレット」を、STEAM教育の通信教育サービス「ワンダーボックス」に含まれるアプリ教材としてリリースした。

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セルトンのふしぎなタブレット
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 ワンダーラボは2022年11月、まったく新しいサイエンス教材「セルトンのふしぎなタブレット」を、STEAM教育の通信教育サービス「ワンダーボックス」に含まれるアプリ教材としてリリースした。

 「セルトンのふしぎなタブレット」は、「ライフゲーム」を素材に、自ら仮説を立て、未知の世界を追究する思考力を育む教材。画面に表示されるセル(白い正方形)は、シンプルなルールに従って自己複製と消滅を繰り返し、初期配置を少し変えるだけでまったく異なる進化をたどる。小学生向けとしては、これまでにない最先端の教材だという。

 「ライフゲーム」は、多くの数学者やエンジニアを熱狂させ、1974年のTime誌で「ライフゲームの大群が数百万ドルの貴重な計算機資源を浪費している」といわしめたもの。「ライフゲーム」に熱中した研究者・技術者の中には、今日のコンピュータにまつわる技術革新に大きく貢献した人もいるという。

 「ワンダーボックス」は、家庭で子供の思考力・創造力・意欲を育てるSTEAM領域の通信教育サービスで、2020年4月にスタートした。対象年齢は4歳から10歳。プログラミング・アート・ボードゲーム・パズル等、遊び感覚でこれからの時代に求められるSTEAM教育領域の基礎能力を培う。キッズデザイン賞・グッドデザイン賞・ペアレンティングアワード等、数多くのアワードを受賞し、教材としてのデザインやクオリティを高く評価されている。


《藤本ゆう子》

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