総務省「異能vation」プログラム2022、受賞66件

 総務省が進める「異能vation(イノウベイション)」プログラムの業務実施機関を務める角川アスキー総合研究所は2022年11月30日、2つの部門で、2022年度最終選考結果を発表した。16名および、計66件の受賞が決定した。

教育業界ニュース その他
異能vation
  • 異能vation
  • 2022年度「破壊的な挑戦」部門、挑戦者の一部
  • 2022年度「ジェネレーションアワード」部門、分野賞の一部
  • 2022年度「ジェネレーションアワード」部門、企業特別賞の一部

 総務省が進める「異能vation(イノウベイション)」プログラムの業務実施機関を務める角川アスキー総合研究所は2022年11月30日、2つの部門で、2022年度最終選考結果を発表した。16名および、計66件の受賞が決定した。

 「異能vation」は、総務省が2014年度から実施する、ICTにおける「技術課題への挑戦」「課題解決に向けた各種アイデア」を公募し、選出者に官民一体となった支援を行うプログラム。

 9年目となる今回、2022年6月20日から8月22日の期間、「破壊的な挑戦部門」「ジェネレーションアワード部門」の2つの部門で募集を行った。「破壊的な挑戦部門」では1,717件の応募の中から、東京都の石田賢司氏ら16名。「ジェネレーションアワード部門」では1万9,679件の応募の中から、千葉県の鈴木椋大氏ら分野賞4名、大阪府の濱田浩嗣氏、神奈川県のTAKAO AI他、企業特別賞62件が決定した。

 「破壊的な挑戦」部門では、ICT分野において破壊的価値を創造する、奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援することを目的に、コロナ禍の生活に希望をもたらし文明の転換点となるような、社会や産業における大変革をもたらすような課題に対し、失敗を恐れずに果敢に挑戦を行うような提案を募集した。支援額は上限300万円、挑戦期間は最長1年間。さまざまな分野で活躍する10名のスーパーバイザーが評価を行った。

 「ジェネレーションアワード」部門では、ICT分野における「ちょっとした、けれども誰も思いついたことのないような面白いアイデア」「自分でも一番良い使い方がわからないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」「自らが発見した実現したい何か」等を表彰。協力協賛企業各社より、分野賞副賞(20万円)および企業特別賞等を授与する他、表彰ノミネートされた提案は協力協賛企業と連携して社会実装や実現を目指す機会を設ける。

 また、2023年1月25日に異能vation関係者が一同に会するイベント「OPEN異能vation」を開催するとしている。


《宮内みりる》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top