長野県教育委員会は2023年1月5日、2023年度（令和5年度）高等学校入学志願者第2回予定数調査の結果を公表した。公立全日制の倍率は、前期選抜が1.43倍、後期選抜が1.36倍。後期選抜の学校・学科別では、野沢北（理数）12.00倍、伊那北（理数）11.75倍等が高かった。
予定数調査は、中学3年生を対象に前期選抜、後期選抜それぞれの志望校を1校調査したもの。前期選抜は公立のみ、後期選抜は私立、高専、県外志願、未定も含む。調査実施日は2022年12月12日。
2022年度中学校卒業見込者数は、前年度比180人減の1万8,650人。このうち、高等学校志願予定者数は、前年度比284人減の1万7,521人。なお、志願予定者数には過年度卒業者を含む。
公立全日制の前期選抜は、募集人員3,813人に対し志願予定数が5,453人で倍率1.43倍、後期選抜は募集人員1万147人に対し志願予定数が1万3,815人で倍率1.36倍。なお、後期選抜の募集人員は、2023年度生徒募集定員から前期選抜募集人員を除いた数。前期選抜の入学確約者数が前期選抜募集人員に満たなかった場合は、募集定員から前期選抜入学確約者数を除いた数となる。
後期選抜におけるおもな学校の倍率は、長野（普通）1.34倍、松本深志（普通）1.29倍、屋代（普通）1.16倍、屋代（理数）2.83倍、伊那北（普通）1.25倍、伊那北（理数）11.75倍、飯田（理数）4.17倍、上田（普通）1.19倍、野沢北（理数）12.00倍等。
2023年度高等学校入学志願者第2回予定数調査では、公立高校とあわせて、私立高校全日制と国立長野高専についても学校・学科別の募集人員と志願予定数を公表している。
2023年度長野県公立高等学校入学者選抜の日程は、前期選抜が1月26日から30日に志願を受け付け、2月2日に選抜実施、2月10日に合格者を発表する。後期選抜は2月20日から22日に志願、2月24日から3月1日に志願変更を受け付け、3月7日に選抜を実施する。合格発表は3月17日。追検査は3月22日、追検査による入学予定者の発表は3月24日。
