2023年1月10日より実施される埼玉県を皮切りに、いよいよ首都圏の私立中学校入試がスタートする。サピックスの出願者数速報によると1月6日17時現在、10日と11日に分散して試験の行われる栄東のA日程の出願倍率は47.22倍、14日に試験実施の浦和明の星は12.28倍。
埼玉県の私立中学校の一般入試は、東京都や神奈川県よりも試験の実施時期が早く、ほとんどの私立中学が1月10日以降の1月中に試験を実施する。そのため例年、東京都や神奈川県の本命の学校の受験前に試験に慣れるため、県外の受験者が近隣である埼玉の私立中学を受験するケース（中学受験用語では「前受け」「お試し受験」と呼ぶ）が多いのが特徴だ。
サピックスの出願者数速報によると、栄東はA日程が47.22倍、東大特待Iが44.83倍。開智は先端1が12.53倍、先端特待が12.57倍。浦和明の星（第1回）は12.28倍。立教新座（第1回）は9.74倍。
なお、出願締切に向け、この後も出願者数は増える見込み。サピックスのほか、日能研、四谷大塚等の各塾でも出願者数や倍率などの入試情報を随時更新している。
また、Webサイト上にて出願締め切りまで毎日出願状況について更新している学校もあるため、志望校の最新情報については各校のWebサイトを確認してほしい。
