【中学受験2023】東京都公立中高一貫校の受検倍率…小石川4.28倍、桜修館5.06倍

 東京都教育委員会は2023年2月3日、2023年度(令和5年度)都立中等教育学校と都立中学校の一般枠募集の受検状況を発表した。10校の平均受検倍率は前年度比0.18ポイント減の4.22倍。学校別の受験倍率は三鷹中等教育5.54倍がもっとも高かった。

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東京都教育委員会
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  • 2023年度(令和5年度)東京都立中等教育学校・東京都立中学校入学者決定受検状況(一般枠募集)
  • 2023年度(令和5年度)千代田区立九段中等教育学校入学者決定受検状況

 東京都教育委員会は2023年2月3日、2023年度(令和5年度)都立中等教育学校と都立中学校の一般枠募集の受検状況を発表した。10校の平均受検倍率は前年度比0.18ポイント減の4.22倍。学校別の受験倍率は三鷹中等教育5.54倍がもっとも高かった。

 2023年度の都立中等教育学校・都立中学校の一般枠募集は1月12日から18日まで出願を受け付け、2月3日に検査を実施した。10校の一般枠募集には、募集人員1,576人に対して、6,648人が受検。平均倍率は、前年度比0.18ポイント減の4.22倍となった。

 学校別の受検倍率は、三鷹中等教育の5.54倍がもっとも高く、ついで桜修館中等教育5.06倍、両国高等学校附属4.65倍、大泉高等学校附属4.38倍、小石川中等教育4.28倍、白鷗高等学校附属4.18倍、南多摩中等教育4.04倍、立川国際中等教育3.65倍、富士高等学校附属3.46倍、武蔵高等学校附属2.83倍。男女別にみても、三鷹中等教育の受験倍率がもっとも高く、男子4.84倍、女子6.25倍となった。

 2022年度と比べて受検倍率が増加したのは、小石川中等教育(前年比0.13ポイント増)、両国高等学校附属(同0.08ポイント増)、桜修館中等教育(同0.25ポイント増)、大泉高等学校附属(同0.1ポイント増)の4校。

 千代田区立九段中等教育学校では、区分A(千代田区内)が1月18日と19日、区分B(東京都内)が1月11日から17日まで出願を受け付け、2月3日に検査を実施した。同校が2月3日に発表した受検状況によると、受検倍率は区分Aが男子2.38倍、女子2.28倍、計2.33倍。区分Bが男子3.93倍、女子5.48倍、計4.70倍。2022年度に比べて、区分Aは0.02ポイント増加、区分Bは0.54ポイント減少した。

 今後、東京都公立中高一貫校10校(一般枠募集)と千代田区立九段中等教育学校は、合格発表を2月9日、入学手続きを2月9日と10日に行う。

《川端珠紀》

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