奈良県教育委員会は2023年2月17日・18日に実施した、2023年度（令和5年度）奈良県公立高等学校入学者特色選抜の実施状況（最終）を即日発表した。募集人員2,923人に対し、志願者が2,711人、受検者が2,685人で26人欠席。実質競争倍率は0.92倍となった。
2023年度奈良県公立高校の特色選抜は、学力検査を2月17日と18日に実施した。県立高校は、募集人員2,693人に対し、志願者2,496人、受検者2,470人で実質競争倍率0.92倍。市立高校は、募集人員230人に対し、受検者215人で実質競争倍率0.93倍。公立高校全体の実質競争倍率は0.92倍。欠席者26人はいずれも県立高校志願者だった。
学校・学科（コース）別では、奈良商工（情報ビジネス）1.68倍、磯城野（農業科学／動物活用コース）1.68倍、奈良商工（建築工学）1.54倍、磯城野（環境デザイン／造園緑化コース）1.42倍、奈良商工（総合ビジネス）1.41倍、磯城野（フードデザイン／シェフコース）1.40倍、国際（国際※国際科plus以外）1.38倍等が高かった。学科別でもっとも欠席者が多かったのは、国際（国際※国際科plus以外）で4人。
特色選抜の合格発表は2月24日に実施。今後、一般選抜は3月3日と6日に願書を受付、3月10日に学力検査等を実施し、3月15日に特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科（コース）の合格発表を、3月16日に一般選抜全体の合格発表を行う。
