ベネッセ、京都洛西予備校を子会社化…関西の塾事業拡大

 ベネッセホールディングスは2023年3月15日、京都市内を中心に展開する学習塾「洛西進学教室」等を運営する京都洛西予備校の発行済全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。京阪神エリアにおける塾・教室事業の強化を図る。

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 ベネッセホールディングスは2023年3月15日、京都市内を中心に展開する学習塾「洛西進学教室」等を運営する京都洛西予備校の発行済全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。京阪神エリアにおける塾・教室事業の強化を図る。

 ベネッセグループは、幼児~高校生向け通信教育、大学・社会人向け動画学習サービスをはじめとする教育、育児、生活、語学・グローバル人材教育、シニア・介護の領域で事業を展開。連結子会社の東京個別指導学院、アップ、東京教育研(鉄緑会)では学習塾を運営している。

 一方、京都洛西予備校は「洛西進学教室」「洛進パーソナル」「ラクヨビNEXT」のブランド名で、京都市西京区を中心に7教室を展開する地域密着型の学習塾。公立トップ校志向が強いと言われる京阪神で、特に堀川高校、嵯峨野高校、西京高校等の公立高校や中高一貫校の受験で高い合格実績をあげているという。

 今回の京都洛西予備校の代表取締役 土肥賢司氏との間でかわされた株式譲渡契約により、ベネッセホールディングスは4月28日(予定)付で京都洛西予備校の発行済全株式を取得。関西を拠点に予備校・学習塾を運営する連結子会社のアップと京都洛西予備校の事業連携と経営資源の共有化を推進し、京都府内のグループ塾の拠点数充実と、京阪神エリアにおける塾・教室事業の強化を図るとしている。

《川端珠紀》

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