小6の将来就きたい職業、1位「スポーツ選手」2位は?

 2023年3月に小学校を卒業した子供たちは、将来就きたい職業として、1位「スポーツ選手」に続き、2位「教員」、3位「漫画家・イラストレーター」などをあげたことが、クラレが2023年1月~3月に実施したアンケート調査より明らかになった。

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男女総合「将来就きたい職業」トップ10
  • 男女総合「将来就きたい職業」トップ10
  • 男子の「将来就きたい職業」
  • 女子の「将来就きたい職業」
  • 過去5年間の野球とサッカーの比率
  • 過去5年間の医療職の比率

 2023年3月に小学校を卒業した子供たちは、将来就きたい職業として、1位「スポーツ選手」に続き、2位「教員」、3位「漫画家・イラストレーター」などをあげたことが、クラレが2023年1月~3月に実施したアンケート調査より明らかになった。

 調査は2023年1月中旬~3月中旬、2023年3月に小学校を卒業した子供を対象に実施した。有効回答は、男子373名、女子447名。

 調査によると、将来就きたい仕事(男女総合)の1位は「スポーツ選手」、2位「教員」、3位「漫画家・イラストレーター」、4位「医師」、5位「研究者」という結果に。2023年トップ5の顔ぶれを昨年と比較すると、「医師」が昨年7位から4位、「教員」が3位から2位へ、それぞれ順位をあげたことがわかった。

 1位の「スポーツ選手」は特に男子からの人気が根強く、昨年に続いて1位を獲得。ジャンルの内訳としては、2023年は野球(40.3%)がサッカー(25.4%)を上回り、3年ぶりにトップとなった。

 一方、教員の長時間労働などが社会問題化し、教員不足などのニュースも多く耳にする中、「教員」は昨年の3位から2位に上昇。男女別にみると、男子は昨年に引き続き8位、女子も昨年に続き2位と、安定した人気をみせた。

 今回大きく順位をあげた「医師」は、男女両方で増加。特に女子では9位から3位へと、大幅に順位をあげた。クラレでは、ここ数年のコロナ禍により、医師たちが予防や治療のために懸命に働く姿を目にしたことで、その仕事の大切さ、素晴らしさを再認識したようだと分析した。

 ランキングの詳細は以下のとおり。

◆小学6年生の「将来就きたい職業」
<男女総合>
1位:スポーツ選手
2位:教員
3位:漫画家・イラストレーター
4位:医師
5位:研究者
6位:動物園・遊園地
6位:建築家
8位:ゲームクリエイター
9位:パティシエ・パン屋
10位:IT関係
10位:看護師
10位:会社員

<男子>
1位:スポーツ選手
2位:研究者
3位:ゲームクリエイター
4位:IT関係
5位:建築家
6位:エンジニア
7位:医師
8位:会社員
8位:教員
10位:公務員
10位:宇宙関係

<女子>
1位:漫画家・イラストレーター
2位:教員
3位:医師
4位:動物園・遊園地
5位:看護師
5位:保育士
7位:パティシエ・パン屋
8位:美容師
8位:デザイナー
8位:作家・絵本作家

《木村 薫》

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