住みここち&住みたい街ランキング2023、1位は4年連続

 大東建託は2023年8月23日、居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2023」の集計結果を発表した。東京都が根強い人気を維持しているほか、福岡市や仙台市などは、近隣エリアの居住者から強い支持を受けていることがわかった。

生活・健康 その他
住みここち(都道府県)ランキング
  • 住みここち(都道府県)ランキング
  • 住みここち(自治体)ランキング
  • 住みたい街(都道府県)ランキング
  • 住みたい街(自治体)ランキング

 大東建託は2023年8月23日、居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2023」の集計結果を発表した。東京都が根強い人気を維持しているほか、福岡市や仙台市などは、近隣エリアの居住者から強い支持を受けていることがわかった。

 調査は2019年~2023年、毎年3月を中心に全国47都道府県(対象自治体1,891)の20歳以上の男女を対象に、インターネットにて調査票を配布・回収して実施。回答者数は合計80万6,722名。

 2019年~2023年の回答を累積して集計した「街の住みここちランキング」では、都道府県の1位は東京都、2位は神奈川県、3位は兵庫県と続いた。東京都は4年連続で1位を獲得。神奈川県が2022年3位から2023年2位、奈良県が9位から8位、香川県が16位から15位、長野県が17位から16位など、順位をあげた。

 自治体別にみると、1位は東京都中央区、2位は愛知県長久手市、3位は兵庫県芦屋市。1位の東京都中央区は、銀座や日本橋といった有名な商業中心地がある一方、月島や人形町など下町風情も残る。2位の愛知県長久手市は、住宅地や商業施設が多く立ち並び、自然も多く、名古屋市に隣接しているベッドタウンだ。上位にあげられた街をみると、生活の利便性や親しみやすさが、住みここちの良さにつながっているようすがうかがえる結果となっている。

 また、2023年の回答を集計した「住みたい街ランキング」では、都道府県別の1位は東京都で4年連続。2位は2年連続の福岡県、3位は2022年4位の沖縄県という結果に。

 自治体別では、1位が福岡県福岡市で4年連続。2位が沖縄県那覇市、3位が神奈川県横浜市で、どちらも3年連続。福岡県福岡市は九州エリアおよび山口県の居住者から、宮城県仙台市は東北エリアの居住者から強い支持を受けているという。

 それぞれのランキングトップ10の結果は、以下のとおり。ランキングの詳細は、いい部屋ネットのWebサイトで確認することができる。

◆街の住みここちランキング&住みたい街ランキング
【街の住みここち(都道府県)ランキング】
1位:東京都
2位:神奈川県
3位:兵庫県
4位:福岡県
5位:沖縄県
6位:大阪府
7位:京都府
8位:奈良県
9位:愛知県
10位:埼玉県

【街の住みここち(自治体)ランキング】
1位:東京都 中央区
2位:愛知県 長久手市
3位:兵庫県 芦屋市
4位:東京都 文京区
5位:福岡県 福岡市中央区
6位:東京都 武蔵野市
7位:大阪府 大阪市天王寺区
8位:東京都 港区
9位:東京都 目黒区
10位:北海道 上川郡東川町

【住みたい街(都道府県)ランキング】
1位:東京都
2位:福岡県
3位:沖縄県
4位:神奈川県
5位:北海道
6位:宮城県
7位:大阪府
8位:兵庫県
9位:千葉県
10位:静岡県

【住みたい街(自治体)ランキング】
1位:福岡県 福岡市
2位:沖縄県 那覇市
3位:神奈川県 横浜市
4位:宮城県 仙台市
5位:大阪府 大阪市
6位:北海道 札幌市
7位:東京都 港区
8位:京都府 京都市
9位:兵庫県 神戸市
10位:東京都 新宿区

《木村 薫》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top