【大学受験2024】英語民間資格の利用&小論・総合問題、大学別一覧

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年9月4日、2024年度入試情報として「英語資格・検定試験利用状況」「小論文・総合問題出題概要一覧」を掲載した。国公私立の各大学別で確認できる。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
  • 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
  • 2024年度 青山学院大学 英語資格・検定試験利用状況
  • 2024年度 京都大学 小論文・総合問題 出題概要
  • 2024年度 一橋大学 小論文・総合問題 出題概要
  • 2024年度 早稲田大学 小論文・総合問題 出題概要

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年9月4日、2024年度入試情報として「英語資格・検定試験利用状況」「小論文・総合問題出題概要一覧」を掲載した。国公私立の各大学別で確認できる。

 「英語資格・検定試験利用状況」は、2024年度一般選抜における民間の英語資格・検定試験の利用方法や、英語資格・検定試験について大学別にまとめたもの。国公立と私立に分けて、「利用方法」「利用対象試験・成績」「備考」を一覧で掲載している。

 「利用方法」欄は、「出願要件」(有りは★マーク付記)と「合否判定利用」に分類。さらに「合否判定利用」欄は「点数化」「試験免除」「その他」に分け、英語資格・検定試験の成績提出が必須の場合は「●」、任意提出の場合は「△」を付している。

 たとえば、青山学院大学では、総合文化政策学部と国際政治経済学部(国際経済を除く)の一般選抜で、基準を満たすスコア・級の取得を「出願要件(★マーク付)」としており、「合否判定利用」は行わない。対象試験と成績は、国際政治経済学部が「実用英語技能検定」準1級、「GTEC」1110、「IELTS」5.0、「TEAP」309、「TOEFL iBT」57、「TOEIC LR&SW」1095。総合文化政策学部が「実用英語技能検定」2100、「GTEC」1100、「IELTS」4.5、「TEAP」260、「TOEFL iBT」50、「TOEIC LR&SW」940。

 一方、「小論文・総合問題出題概要一覧」は、小論文・総合問題を課す大学のうち、出題概要などが公表されている大学を河合塾が調査してまとめたもの。一般選抜のみ対象。ただし、私立大の2期(後期・3月)入試については割愛している。

 たとえば、京都大学の法学部は、特色入試(後期)で日本語と英語の文章を題材にする。一橋大学のソーシャル・データサイエンス学科は、一般選抜(前期)の総合問題において、社会において数理的なものの考え方を応用する力、情報技術の活用について自ら試行する姿勢を確認する。早稲田大学の政治経済学部(大学入学共通テスト併用方式)は、総合問題において、日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式(記述式解答含む)とし、英語4技能のうち、「書く」能力を問う問題も設ける。

 なお、いずれも掲載内容は今後変更される可能性があるため、詳細は各大学のWebサイトや募集要項などで確認すること。

《川端珠紀》

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