全国小中高プログラミング大会、グランプリは「VR縁日」

 2023年11月26日にオンライン開催された全国小中学生プログラミング大会・全国高等学校プログラミング大会の最終審査会にて受賞9作品が発表された。グランプリは近江兄弟社高校2年生の高橋理企さんの作品「VR縁日」が受賞した。

教育ICT 小学生
グランプリ「VR縁日」
  • グランプリ「VR縁日」
  • 準グランプリ「小学生大学病院経営ゲーム」
  • 高等学校部門 優秀賞「All IoT化システム」
  • 中学生部門 優秀賞「日本語でフロー」
  • 小学生部門 優秀賞「数学牢獄からの脱出」
  • 最終審査会のようす

 2023年11月26日にオンライン開催された全国小中学生プログラミング大会・全国高等学校プログラミング大会の最終審査会にて受賞作品9作品が発表された。グランプリは近江兄弟社高校2年生の高橋理企さんの作品「VR縁日」が受賞した。

 第8回全国小中学生プログラミング大会・第2回全国高等学校プログラミング大会は2023年9月30日まで作品を募集し、全国から61作品の応募が寄せられた。最終審査会は11月26日にオンラインで開催し、同日、入賞9作品の表彰式が行われた。

 審査の結果、グランプリは近江兄弟社高校2年生の高橋理企(たかはしとしき)さんの作品「VR縁日」、準グランプリは草加市立氷川小学校6年生の横田夏向(よこたかなた)さんの作品「小学生大学病院経営ゲーム」が受賞した。

 グランプリの「VR縁日」は、台湾の姉妹校の生徒たちに日本の文化を体験してもらいたいと考え制作されたVR作品。屋台やお祭り、打ち上げ花火などが疑似体験でき、生まれ育った国が違っても楽しい気分を共有できると考え制作したものだという。

 準グランプリ「小学生大学病院経営ゲーム」は、大学病院の経営シミュレーションゲーム。審査員からは、小学生が経営シミュレーションを作ること自体が驚くべきことだが、「日本中の企業のDXと抜本的な改革に取り組んでもらいたい」と今後の活躍に期待する声があがった。

 部門別の優秀賞は、高等学校部門が弓削商船高等専門学校1年生の平松夏々翔さんの作品「All IoT化システム」、中学生部門が摂津市立第一中学校2年生の佐野頌太さんの作品「日本語でフロー」、小学生部門が横浜市立西寺尾第二小学校3年生の三澤康太郎さんの作品「数学牢獄からの脱出」が受賞。このほか、「ニャメット」「石ころ脱出大作戦」「Gear Defense War」「WariCam(わりかむ)」の4作品が入賞した。

 JJPCの公式YouTubeチャンネルでは、第8回全国小中学生・第2回全国高等学校プログラミング大会の最終審査会・表彰式のアーカイブ動画を視聴することができる。

《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top