都内スギ花粉は2/9に飛散開始…2024年は平均より6日早く

 東京都は2024年2月13日、2月9日からスギ花粉の飛散開始が確認されたことを発表した。2023年の飛散開始日である2月10日より1日早く、過去10年の平均(2月15日)より6日早いという。晴れて暖かく風のある日は、花粉飛散に注意するよう呼びかけている。

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  • 各観測地点におけるスギ花粉の飛散開始日(2月13日現在)

 東京都は2024年2月13日、2月9日からスギ花粉の飛散開始が確認されたことを発表した。2023年の飛散開始日である2月10日より1日早く、過去10年の平均(2月15日)より6日早いという。晴れて暖かく風のある日は、花粉飛散に注意するよう呼びかけている。

 日本花粉学会「花粉情報等標準化委員会」による飛散開始日の定義では、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日がその観測地点の飛散開始日となる。

 東京都は2月13日午後2時までに、2月9日からのスギ花粉の飛散開始を確認。2月13日現在、都内にある12の観測地点のうち、青梅・多摩・立川の3地点は2月9日が飛散開始日となった。

 「鼻アレルギー診療ガイドライン 2020年版」によると、スギ花粉を回避するためには花粉情報に注意し、飛散の多い時の外出自粛、外出時のマスクやメガネの着用、表面がけばだった毛織物などのコートの使用を避けることを勧めている。

 また、帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室し、洗顔、うがいをし、鼻をかむと症状を軽減できる。飛散の多い時は窓や戸を閉めておき、換気をするときは窓を小さく開け、短時間にとどめることとしている。飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避けること、室内は掃除をし、特に窓際を念入りに掃除することを勧めている。

 東京都アレルギー情報navi.では、花粉飛散数などの情報を随時発信している。

《いろは》

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