市進教育グループは、Webサイト「市進中学受験情報ナビ」にて、2024年度の首都圏の私立中学校における学費一覧を公開している。各都県が発表した納入予定金額となっており、目安にできる。
首都圏私立中学校の学費一覧は、私立中学に入学すると、どのくらいのお金がかかるのかを、東京(男)、東京(女)、東京(共学)、神奈川、千葉、埼玉にわけて学校ごとにまとめたもの。授業料、入学金、施設費、初年度納付金総額や検定料、寄附学債の有無などを掲載している。学校により制服代、指定品代、行事日などが含まれていない場合もあるという。
学費一覧をみてみると、東京都で初年度納付金総額が高額な私立中学TOP5は、1位「上野学園(国際コース)」211万7,800円、2位 「玉川学園中学部(IBクラス)」192万2,300円、3位「ドルトン東京学園中等部」154万円、4位「成蹊(国際学級)」149万6,000円、5位「慶應義塾中等部」145万円。一方、「サレジオ」と「八王子実践」は初年度納付金総額がいずれも66万8,000円でもっとも安かった。
神奈川県は初年度納付金総額の最高額が「慶應義塾湘南藤沢」149万円、ついで「慶應義塾普通部」142万円、「聖光学院」131万4,000円、「横浜雙葉」130万4,000円など。もっとも安いのは、「聖ステパノ学園」で61万円となっている。
千葉県は、入学金・施設関係費・授業料・その他費用の合算で、最高額は「渋谷教育学園幕張」101万6,000円。埼玉県は、入学金・授業料・施設費・その他の合算で「立教新座」130万2,000円がもっとも高い。
首都圏私立中学校の学費一覧は、進学塾「市進」のWebサイト「市進中学受験情報ナビ」で閲覧できる。なお、学費の詳細については、各校の公式サイトや募集要項などで確認するよう呼び掛けている。