宮崎県教育委員会は2026年3月25日、2028年度(令和10年度)から導入予定の県立高校入学者選抜(全日制)の素案を公表した。現行の推薦入試と一般入試を統合し、「前期入学者選抜」として一本化する方針を示している。意見公募は4月24日(必着)まで。
新制度は、受検者の負担軽減と多様な能力の評価を目的としたもの。2026年4月に中学2年生となる生徒から適用される見通しで、最大の特徴は、推薦・一般の区分を廃し、募集定員の100%を前期入学者選抜で一括募集する点にある。
選抜方法は、全受検者に5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の学力検査を課すほか、各校のアドミッション・ポリシーに基づく学校独自検査(面接や適性検査など)を実施する。また、第1志望校への挑戦機会を広げるため、複数校に出願できる「複数志願制」を導入。調査書も、必要な項目に絞って活用する。
合格者が定員に満たない場合に実施される二次募集は、名称を「後期入学者選抜」として引き続き実施される。
素案についての意見公募(パブリック・コメント)は、3月25日~4月24日まで郵送・ファックス・電子メールで受け付ける。正式な実施方針は、2026年夏ごろに公表予定としている。
◆今後のスケジュール
2026年度夏ごろ:
・新たな宮崎県立高等学校入学者選抜実施方針の公表
・県内中学校等へ、リーフレットの送付
2027年度夏ごろ:
・新たな宮崎県立高等学校入学者選抜要綱の公表
2027年度2月~3月(実施時期未定):
・2028年度(令和10年度)宮崎県立高等学校入学者選抜の実施

