東京都の小池百合子知事は2023年12月5日、高校生の授業料を実質無償化するため、授業料助成制度の所得制限を撤廃する方針を明らかにした。国に先行して、子育て世帯の支援拡充に取り組む考えで、学校給食費の負担軽減にも着手するとしている。
matsuri technologiesは2023年12月5日、1~3月の受験シーズンにあわせ、中学入試、高校入試、大学入試などの2024年度入学試験受験者を対象に「受験生応援プラン」を提供すると発表した。おもに東京エリアにおいて、滞在する部屋を特別価格で提供するという。
立命館アジア太平洋大学は、高校生向けの体験型プログラム「BEGIN Jr. Program」を2024年3月26日~29日の4日間で実施する。対象は新高1~高3生。定員54名。参加費は4万8,000円(宿泊費および朝夕食代含む)、交通費は自己負担。申込みは1月21日まで。
国際的な学習到達度調査「PISA2022」の結果が2023年12月5日に発表された。日本は3分野のうち、科学・数学的リテラシーの2分野で、OECD加盟37か国中1位となった。一方、自律学習やプログラミングなどでは、日本の生徒の自信のなさが浮き彫りとなった。
Gakkenは、2023年11月30日「源氏物語」に関するアンケート調査の結果を公開した。あらすじがよくわからない、長くて難しそう、どの本を選んだら良いかわからない、などが「源氏物語」を読むハードルになっていることが明らかになった。
ワークアカデミーが運営に協力している、未来教育推進機構による「SDGs探究AWARDS」のエントリー受付を、2023年12月1日より開始した。テーマは「世界の国や地域におけるSDGs達成のために、私たちができる、または実施しているアクションについて」。中高生、学生対象、個人・グループでエントリー可。
理化学研究所と編集工学研究所は2023年11月30日、書籍を通じて科学者の生き方や考え方、科学のおもしろさや素晴らしさを届けることを目指し、毎年選りすぐりの100冊を紹介する「科学道100冊」を総括した「傑作選」を発表したことを公表した。
教育と探求社は、探究学習の祭典「クエストカップ2024 全国大会」の開催にあたり、2023年12月1日よりエントリー受付を開始した。同大会は、全国の中高生が探究学習の成果を社会に発信する集大成となる場として毎年開催、今回は2024年2月に開催される。
冬のIT祭「STREAM FEST.2023」が2023年12月28日、マイドームおおさかにて開催される。全国の小中学生を対象に、タイピング大会やワークショップ、実験など、科学や技術の魅力を体験できるイベントを実施する。参加無料、事前予約受付中。
大阪市は、大阪市民を対象に日本を代表する伝統芸能「能楽」を体験・鑑賞できる「こどもとたのしむ能狂言」を2024年1月28日に、「初心者のための能狂言」を2月18日にそれぞれ開催する。会場は大槻能楽堂。前売・当日チケット(税込)は一般1,500円、高校生以下500円、未就学児の膝上鑑賞は無料。
日本出版販売は、2023年12月1日、日販図書館選書センターが主催する学校図書ランキング「図書館員がえらぶ 選書センター大賞2023」の結果を発表した。総合ベスト3図書は、1位「給食室のいちにち」、2位「その本は」、3位「すごすぎる天気の図鑑」となった。
シャープは2023年11月30日より、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」向けに、OpenAI社が開発・提供する大規模言語モデル「ChatGPT」を活用した対話アプリケーション「AI会話」の提供を開始した。利用料は月額300円。
JA共済連は、2023年11月30日「小中学生の運動に関する意識調査」の結果を公表した。小中学生の2割超が「運動嫌い」と回答しているが、「仲間と一緒に身体を動かすこと」や「自分が得意な運動を知ること」にはポジティブな傾向が明らかになった。
国際人として世界平和に尽力し、旧五千円札の肖像画にもなった新渡戸稲造氏の理念を受け継ぎ、子供の興味を深める探究学習を実践している新渡戸文化中学校・高等学校。同校の教育デザインを担う奥津憲人先生、蓮沼一美先生に、新渡戸文化学園が探究学習を通じて子供たちに伝えていることを聞いた。
兵庫県教育委員会は2023年11月30日、2024年度(令和6年度)高等学校進学希望者数等動向調査の結果を公表した。11月10日現在の希望倍率は、神戸(理数・総合理学)2.33倍、市立西宮(理数・グローバルサイエンス)2.75倍など。
OECDの国際学習到達度調査「PISA2018」では、「読解力」が調査開始以来、過去最低を記録した。コロナ禍を経て、今回4年ぶりとなる「PISA2022」が、日本時間2023年12月5日午後7時に発表される。