今年の年末年始は日並びが良く、大連休という方も多いのではないだろうか。ここでは、リセマムで紹介した記事から、冬休みに開催される人気イベント情報を紹介する。
2013年は、各教育段階でさまざまな取組みが行われた。荒川区や武雄市は、区内の全小中学校に1人1台のタブレットを導入すると発表し、佐賀県では高校に導入されるタブレットが富士通の「ARROWS Tab」に決定、1人1台の端末導入が、公立学校に大きな広がりをみせた1年だった。
政府が就職活動開始日の後倒しを目指す中、企業側は内定出しの早期化で人材の確保を試みた。子どもの就職を心配する保護者向けガイダンスが各大学で人気を集め、新卒採用における受験料徴収に踏み切ったドワンゴも注目された。
センター試験の受験者数が増加した一方で、問題が難化。また、東大が推薦入試導入を発表、センター試験廃止が検討されるなど入試改革が進む。近大を中心にネット出願に対応する大学が増加するなど、変化の大きい1年となった。
都立高校の自校作成問題の廃止などが注目された。年末にかけては、高校無償化に対して所得制限が設けられることが明らかになるなど、政府の政策も話題に。高校受験関連の2013年重大ニュースを時系列で紹介する。
難関校の偏差値をはじめ、塾ごとの合格者数が1年を通じて注目された。開成では、過去6年最多の出願者数を記録。関西最難関の灘では各教科の平均点が前年度に比べ大きく減少、合格者平均点も前年度の386.2を下回り、入試の難易度の高さが明らかになった。
インターネットを知り尽くしたグーグル社員で、かつ小学生のお子さんをおもちのバウ・ケンジ氏に、子どものネット利用の注意点と対策を聞いた。年末年始に、ネット利用について今一度、考えてみるきっかけにしていただきたい。
下村博文文部科学大臣は12月20日の定例記者会見で未来への投資、前年度比38億円増の9年ぶり増額へ、食物アレルギー対応の充実に向けさらなる前進を続けることなどについて発言した。
デジタル・ナレッジは12月20日、「スマートフォンによる参加型授業の実践と文字発言の効果」研究結果を発表した。授業中の文字発言を取り入れた結果、授業への参加意識の高まりや授業内容の理解の深まりに効果があることが明らかとなった。
ラブジョイ彗星が12月23日に太陽近日点を通過する。アイソン彗星のように太陽をかすめるように通過する彗星ではないので、急激な増光はないが、沈まずにずっと地平線上に見え続け、観測がしやすいという。
IBMは12月18日、今後5年間で人々の働き方、生活、関わり方を変える可能性を持った一連のイノベーションを発表した。今後5年間であらゆるものが学習する時代になるという。
東京都教育委員会は12月19日、平成27年度入学者決定から、すべての中高一貫教育校で共同作成した問題と各校が独自に作成した問題との組み合わせにより、適性検査を実施すると発表した。これまで、適性検査問題は各校で作成してきた。
河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」は12月19日、国公立大学の「受験料・初年度学費一覧」と「地方試験会場一覧」を掲載した。地方試験を実施するのは、国立が18校、公立が24校。
日能研は12月19日、2014年入試の倍率速報をホームページで公表した。今後、出願状況が更新され次第、随時ページに反映される。一部の学校では推薦や帰国生入試が開始している。
河合塾は12月18日、2014年度入試直前動向の第1弾として全体概況を発表した。大学志願者数は前年比約2万人減少の66万人になる見込みという。
文部科学省は11月、今後の国立大学改革の方針や方策、実施方針をまとめた「国立大学改革プラン」を策定した。「今後10年で世界大学ランキングトップ100に10校ランクイン」「今後10年で20の大学発新産業創設」などを掲げている。