京都大学化学研究所では「第14回高校生のための化学〜化学の最前線を聞く・見る・楽しむ会〜」を開催する。 同イベントは、高校生や中学生、教員などを対象とした化学に親しむための公開教室。材料化学、有機半導体、高分子化学などをテーマとした10カ所の見学サイトを午前と午後にそれぞれ訪問し、最先端の研究現場を見学・体験するという。昼食休憩後の午後1時30分からは、化学研究所教授・宗林由樹氏により「元素周期表を眺めてみよう」と題した講演が行われる予定。 参加費は無料。定員は100名で先着順の受け付けとなる。参加申込は、ホームページまたはメール、ファックスにて、希望の見学サイトを記入し申し込む。◆「第14回高校生のための化学」〜化学の最前線を聞く・見る・楽しむ会〜日時:7月30日(土)10:00〜16:30場所:宇治キャンパス 化学研究所 共同研究棟大セミナー室各研究室対象:高校生、中学生、教員等参加費:無料定員:先着順100名申込方法:ホームページほか締切:7月15日(金)必着【見学サイト】 1. 「レオロジー:どろどろ・ぐにゃぐにゃ物質の科学」(材料化学) 2. 「分子がつくる薄膜:その中の電子は?」(有機半導体) ※午後のみ 3. 「分子の構造を目に見えない虹で見てみよう」(界面の分子分光学) 4. 「巨大分子を造って、見て、触ろう 不思議な高分子(ポリマー)の世界」(高分子化学) 5. 「カラフルな重い元素の世界 〜青いケトン〜」(有機化学) 6. 「きて、みて、さわって、化学はこんなにおもしろい」(有機化学、天然物化学、生理活性物質化学) 7. 「この好い香り、何かな? クロスカップリングで匂い分子を合成!」(有機合成化学) 8. 「遺伝子データのコンピュータ解析」(バイオ情報学) ※午前のみ 9. 「低温物理学 −196°Cの世界を楽しもう!」(低温物理学) 10. 「高強度の光がつくる虹色」(高強度レーザー科学)