東大NETアカデミー、2,112km離れた与那国町で双方向授業

 フィオレ・コネクションは10月6日、同社のオンライン双方向授業サービス「東大NETアカデミー」が沖縄県与那国町に採用されたと発表した。

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 フィオレ・コネクションは10月6日、同社のオンライン双方向授業サービス「東大NETアカデミー」が沖縄県与那国町に採用されたと発表した。

 「東大NETアカデミー」は、全国の小中高生対象を対象とした、オンライン家庭教師サービス。ウェブ会議システムを使用し、生徒の質問にその場で講師が答えることが可能なオンライン双方向授業を実現している。現役東大生である講師は、東京・駒場指導センターで、受講している生徒の反応をモニター越しに確認しながら授業を行うという。

 同社は、日本最西端の町である与那国町と契約し、今年9月から「与那国町営塾」へ同サービスの提供を開始。東京の駒場指導センターから2,112km離れた、与那国町の複合型公共施設で授業を行っているという。

 授業を参観した与那国町の外間町長は、教育環境格差の大きい離島の地において、東京と同じ授業を受けることができると同システムを評価し、子どもたちが東大生と接することで、子どもたちの才能が引き出され、学力が向上することを期待するとコメントしているという。
《田崎 恭子》

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