【高校受験2013】大阪府立高校の入試選抜制度、平成25年度に大幅変更

 大阪府教育委員会によると、平成25年度より大阪府の公立高校の入試選抜制度を改善するという。主な変更点は、「前期・後期選抜の再編」「学力検査の科目変更」「選抜日程の繰り上げ」の3点。

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平成25年度大阪府公立高等学校入学者選抜の概要(前期)
  • 平成25年度大阪府公立高等学校入学者選抜の概要(前期)
  • 平成25年度大阪府公立高等学校入学者選抜の概要(後期)
  • 平成25年度大阪府公立高等学校入学者選抜日程表(前期)
  • 平成25年度大阪府公立高等学校入学者選抜日程表(後期)
 大阪府教育委員会によると、平成25年度より公立高校の入試選抜制度を改善するという。主な変更点は、「前期・後期選抜の再編」「学力検査の科目変更」「選抜日程の繰り上げ」の3点。

 24年度までは、普通科単独校(普通科のみの高校)は、後期選抜でしか受検できなかったが、25年度から80名を募集上限に前期でも受検できる仕組みに変更した。現行制度では、前期・後期の両方で受検することができる学校は、専門学科を併置している普通科高校に限られているため、志望校の違いによって不公平感が生じていたが、今回の変更により学校選択の機会の公平性が改善される。

 学力検査の科目については、学校によって3教科と5教科が混合していたものを、わかりやすい制度を目的に変更となる。前期においては、「3教科型の学力検査」に加え、受検者の能力・適性や意欲を見極める手段として、小論文や実技検査などの「特色ある選抜方法」を実施する。後期においては、昼間の高校は「5教科型の学力検査」を実施する。

 選抜日程については、受検者側の強い要望に応え、中学校の卒業式よりも早く後期の学力検査が終えられるよう、選抜日程を繰り上げる。例年と比べ、前期は3日程度、後期は1週間程度繰り上げとなる。
《工藤めぐみ》

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