秋入学の高校生の認知度75.9%、うち賛成は37.8%

 リクルート進学総研は6月28日、高校生を対象に実施した「高校生価値意識調査2012」の結果の一部を公開した。高校生の進学・将来に関する考え方や価値意識、秋入学およびグルーバル化に対する意識などについてインターネット調査を実施したもの。

教育・受験 その他
「秋入学」の認知
  • 「秋入学」の認知
  • 「秋入学」に対する賛否(認知者)
  • 「秋入学」に対する賛否(非認知者)
  • 「秋入学」に賛成の理由
  • 「秋入学」に反対の理由
  • グローバル化 と自分の関係
  • 外国語を学ぶ必要性
 リクルート進学総研は6月28日、高校生を対象に実施した「高校生価値意識調査2012」の結果の一部を公開した。

 同調査では、高校生の進学・将来に関する考え方や価値意識、秋入学およびグルーバル化に対する意識などの項目についてインターネット調査を実施。調査対象は、マクロミルのモニター会員のうち、4月現在高校2年生・3年生または高校既卒者で大学等への進学を検討している(していた)男女。調査期間は4月13日〜20日。集計対象人数は1,239人。

 秋入学を認知している高校生は、全体の75.9%。男女別にみると、男子の認知率は79.5%、女子は73.0%となった。大学進学希望者では、「どのような内容なのかよく知っている」答えた高校生が35.9%だった。

 秋入学を認知している高校生のうち、秋入学の導入に賛成しているのは全体で37.8%、反対しているのは19.5%。男女別でみると男子のほうが導入に賛成している割合が高く39.9%、女子は36.0%だった。また、秋入学の認知度別にみると、「どのような内容なのかよく知っている」と答えた高校生では、47.5%が賛成している。非認知者も含む高校生全体では、28.7%が賛成、14.8%が反対している。

 秋入学に賛成する理由の1位は、「高校卒業してから大学入学までの期間を有効に使える」(67.5%)、2位は「留学しやすくなる」(43.9%)、3位は「受験が終わって、ゆっくりする時間ができる」(43.5%)。一方、反対する理由の1位は、「高校卒業してから大学入学までの期間がムダ」(73.0%)、次いで「社会に出るのが遅れる」(45.9%)、「就職活動への影響が出る」(36.1%)となっている。自由回答では、「日本の入学というものは桜の季節にあるべきものだと考えるから」(山梨/男子)、「日本には四季があり、伝統がある。伝統を守るべきではないか」(愛知/女子)など、日本の四季や伝統を守りたいという反対理由のコメントもあった。

 高校2・3年生に対し「グローバル化が進むことは、あなた自身にどの程度関係があると思いますか」という質問では、グローバル化は自分と関係があると感じているのは全体の72.0%、関係がないと思うのは25.5%。「関係あり」と回答した割合を男女別にみると、男子は75.4%、女子は69.3%となった。また文理系別にみると、理系では80.7%、文系では69.3%が「関係あり」と答えた。進学希望分野別にみると、意識の高い分野は「地球・環境・エネルギー」(92.4%)、「数学・物理・化学」(86.4%)などで、反対に意識の低い分野は「料理・お菓子・栄養」(56.4%)、「スポーツ・健康」(60.9%)などとなっている。

 外国語を学ぶ必要性について訊ねた質問では、高校生全体の85.2%が「必要」と回答。男女別にみると、女子は86.7%、男子は83.3%が「必要」と答えている。文理系別にみると、理系は89.7%、文系は84.0%となり理系のほうが意識が高いことがわかる。進学希望分野別にみると、意識の高い分野は「国際・外国語」(97.1%)、「数学・物理・化学」(95.1%)、「旅行・観光・ホテル・交通」(914.%)となった。一方、意識の低い分野は「アート・デザイン・写真・イラスト」(77.9%)、「IT・情報・コンピューター・ゲーム」(81.9%)、「美容・理容・ヘアメイク」(83.3%)となっている。
《前田 有香》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)