高校生のスマホ保有率59%、しかし理解不十分

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保有しているインターネット接続機器
  • 保有しているインターネット接続機器
  • 1日の使用時間
  • 無線LANと3G回線のどちらを多く利用しているか?
  • インターネットに接続する際、ブラウザとアプリのどちらをよく利用するか?
 高校生のスマートフォンの普及が進む一方で、スマートフォンに関する理解は十分ではないことが9月28日、総務省情報通信政策研究所が公表した「青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査」より明らかになった。スマートフォン保有者の3割が「無線LANと3Gとの区別が分からない」という。

 総務省は、インターネット上の危険・脅威に対応するための能力とその現状を可視化するため、これらの能力を数値化するテストを開発。全国23の公立・私立高校において、約2,500名の1年生相当を対象に2012年6月から7月にかけて実際にテストとアンケートを行い、その結果を集計・分析・比較したものを「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS:アイラス)」としてまとめた。

 保有しているインターネット接続機器について、もっとも多いのが「スマートフォン」59%で、2011年度調査研究(2012年2月に実施、25%)と比較し約2倍に急激に増加している。

 保有している機器別の1日の使用時間について、スマートフォン利用者の約半数(47%)が1日に2時間以上使用している。2時間以上使用している割合は、携帯電話(31%)やノートPC(18%)、タブレットPC(13%)と比べて圧倒的に高い。

 スマートフォンに関する理解について、「無線LANと3G回線のどちらを多く利用しているか?」という問いに対して、「区別を知らない」と回答した学生が30%も存在している。

 また、「インターネットに接続する際、ブラウザとアプリのどちらをよく利用するか?」という問いに対して、「違いが分からない」と回答した人が10%存在するものの、ブラウザをよく利用する学生(「ほぼブラウザ」または「ブラウザが多い」と回答した学生)が約4割を占める。スマートフォンの特徴であるアプリケーションは、まだ積極的に利用されていないようだ。
《工藤めぐみ》

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