小学生の半数が「平日に体を動かして遊ぶ時間は1日1時間以下」

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体遊びの頻度
  • 体遊びの頻度
  • 平日・休日に体を動かして遊ぶ1日あたりの時間
  • 子どもの成長にとって体を動かして遊ぶ時間は重要か
  • 子どもが体を動かして遊ぶ時間は十分か
  • 子どもが体を動かして遊ぶ時間が不足している最大の理由
 体を動かして遊ぶ1日あたりの時間は、小学生の半数が平日は1時間以下であることが、4月25日にボーネルンドが発表した「子どもの『体遊び』に関する母親の意識」より明らかになった。

 同社では、5月5日の「こどもの日」を子どもの健全な成長について大人全員が考える日とすることを提案している。今回はその一環として、4月上旬に幼稚園・保育園(年中・年長)から小学6年生の子どもを長子に持つ全国の母親1,248人を対象とした「体を動かす遊び」に関するインターネット調査を実施。

 体を動かす遊び(体遊び)の頻度を尋ねたところ、全体の60.9%が「毎日」「ほとんど毎日」と回答。「毎日」「ほとんど毎日」の割合は、幼稚園・保育園児では83.7%だが、学年が上がるにつれて低下している。特に小学校高学年では、3割以上の子どもが「週に1~2日」以下しか体遊びをしていないことがわかった。

 平日・休日に体を動かして遊ぶ1日あたりの時間について、平日は49.1%、休日は40.5%が「1時間以下」と回答。学年が上がるにつれて時間が減少する傾向が見られ、平日では小学校高学年で、休日では小学校中学年から、1割近くが「体を動かして遊ばない」と回答した。

 子どもの成長にとって体を動かして遊ぶ時間は重要か尋ねたところ、どの学年の子どもの母親も97%以上が「重要だと思う」と回答した。しかし、子どもの体遊びの時間に満足している母親は全体の41.1%にとどまり、幼稚園・保育園児の母親でも48.4%と半数に満たないことがわかった。

 子どもの体遊びの時間が不足していると感じる母親に、その最大の理由を尋ねたところ、幼稚園・保育園では「一緒に体を動かして遊ぶ仲間が少ないから」32.5%、小学校低学年では「安全面で子どもを外で遊ばせるのが不安だから」23.2%、小学校中学年では「一緒に体を動かして遊ぶ仲間が少ないから」と「子どもが体遊びに消極的だから」が同じく19.3%、小学校高学年では「習い事などで忙しいから」21.0%となった。

 明星大学教育学部教授の星山麻木先生は、「子どもに必要な体遊びの環境は年々劣化しているが、意欲そのものが、次第に低下していくことが心配である。」と指摘している。
《工藤めぐみ》

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