東京都、24年度公立中学卒業者の進路調査結果を公表…高校進学率が過去最高に

 東京都は7月11日、平成25年3月に都内公立中学校を卒業した者の進路状況についてまとめた調査結果を公表した。調査期日は平成25年5月1日現在。資料によると、高等学校等進学率は前年度に比べて増加し、過去最高を更新した。

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平成24年度公立中学校卒業者の進路状況調査結果
  • 平成24年度公立中学校卒業者の進路状況調査結果
  • 高等学校等進学者の人数および進学率
  • 専修学校等、就職者、その他の者及び不詳・死亡者の人数と割合
  • 公立中学校卒業者の進学率の推移
  • 平成24年度公立中学校卒業者の進路状況
  • 「その他の者」(在家庭者およびその他)の内訳
  • 平成25年度都内私立高等学校(全日制)入学者数等
  • 平成25年度都内私立高等学校(全日制)入学状況
 東京都は7月11日、平成25年3月に都内公立中学校を卒業した者の進路状況についてまとめた調査結果を公表した。調査期日は平成25年5月1日現在。資料によると、高等学校等進学率は前年度に比べて増加し、過去最高を更新した。

 調査結果によると、進学者(就職進学者を含む)は74,928人(97.9%)で、前年度に比べて569人増加、進学率は0.2ポイント増加した。そのうち、高等学校全日制進学者(高等専門学校等を含む)は69,041人(90.2%)で、前年度に比べ673人増加、進学率は0.37ポイント増加した。高等学校定時制進学者は3,677人(4.8%)で、前年度と比べ103人増加、進学率は0.17ポイント減少した。高等学校通信制進学者は1,165人(1.52%)で、前年度と比べ18人増加、進学率は0.01ポイント増加した。特別支援学校高等部進学者は1,045人(1.37%)で、前年度と比べ19人減少、進学率は0.03ポイント減少した。

 専修学校等への入学者は614人(0.8%)で、前年度と比べ49人減少、入学率は0.07ポイント減少した。就職者は338人(0.44%)で、前年度と比べ23人減少、就職率は0.03ポイント減少した。

 その他の者は654人(0.85%)で、前年度711人(0.93%)と比べ57人減少、割合は0.08ポイント減少した。そのうち、在家庭者は517人で前年度と比べ45人減少、その他(在家庭者以外の者)は137人で、前年度と比べ12人減少した。なお、137人のうち117人は「海外転出」で、その他の85.40%を占めている。

 また東京都は、平成25年度都内私立高等学校(全日制)入学状況の概要についても公表している。主な特徴としては、入学者数は58,573人で、前年度に比べ576人減少した。そのうち併設中学校からの進学者数は24,051人で、入学者数の41.1%を占めている。また、合格者数に対する応募者数の割合を示す実質競争倍率は、推薦入試が前年度と同じ1.11倍、一般1次入試は前年度より減少して1.38倍となった。
《荻田和子》

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