北星学園女子、オンライン学習教材「すらら」を活用した反転授業を導入

 すららネットは、同社のオンライン学習教材「すらら」を導入している北星学園女子中学高等学校(札幌市中央区)が、道内の私立学校初の反転授業を12月10日より開始すると発表した。

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 すららネットは、同社のオンライン学習教材「すらら」を導入している北星学園女子中学高等学校(札幌市中央区)が、道内の私立学校初の反転授業を12月10日より開始すると発表した。

 反転授業とは、教室で一律講義していた新たな学習内容を、オンライン学習教材などを用いて自宅で予習する一方、教室においては、従来は宿題とされていた課題や、生徒同士で協働学習を行う形態の授業。自分のペースで予習をすることができ、不明点は授業で聞き直しできることに加え、授業で行う問題演習も個人の苦手部分や実力を考慮した応用問題を個別に出すことができるという。

 今回導入を開始する北星学園女子中学高等学校では、家庭や放課後の情報室で、オンライン学習教材「すらら」を利用し、教科書を予習。学校では、授業の始めに予習時の疑問点を確認し追加説明を実施する。さらに、授業内で、通常宿題などで行っている問題や応用問題への取組みや、グループ討議・発表といった学び合いを行うという。

 北星学園女子中学高等学校は、進路目的別にクラス編成を導入しており、個々の目的意識の差異により、一斉授業の難易度設定が難しくなっていたという。同校では、反転授業により、個人の理解度に合わせた応用問題を取り入れ、モチベーションの向上、学習量の増加を図りたいとしている。
《水野こずえ》

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