Androidアプリ開発者養成講座が7月開講、16-20歳は無料

 サムスン電子ジャパンは7月より、Android用アプリの開発者を養成する人材育成プログラム「Tech Instituteアプリ開発者養成講座」を開講する。対象者は16歳以上で、受講料は16歳~20歳は無料、21歳以上は7万円。受講者の募集は、5月9日(金)まで。

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 サムスン電子ジャパンは7月より、Android用アプリの開発者を養成する人材育成プログラム「Tech Instituteアプリ開発者養成講座」を開講する。対象者は16歳以上で、受講料は16歳~20歳は無料、21歳以上は7万円。受講者の募集は、5月9日(金)まで。

 Android用アプリのニーズが高まる一方、その開発人材は不足しており、アプリ開発人材の育成機会・環境も限られているという。同社はグローバルで展開する社会貢献活動の一環として、日本で若者のアプリ開発人材を育成するプログラム「Tech Institute」を開始。「Tech Institute」は、サムスン電子の寄付をもとに、早稲田大学EXセンターが監修、角川アスキー総研がカリキュラム・教材の開発を行う。

 講座は、Android用アプリの入門から応用まで、6か月間(全65回・130時間)におよぶ夜間(19時~21時)の授業を予定している。対象者は16歳以上で、受講料は若者のアプリ開発人材育成・就労支援の観点から16歳~20歳は無料、21歳以上は7万円。Androidアプリ開発に意欲・熱意があり、最後まで継続して学べることが条件。定員は50名で、書類審査・面接のうえ選抜する。書類選考結果発表は5月23日(金)、面接選考は5月27日(火)~29日(木)、受講者発表は5月30日(金)。

 講座の内容は、プログラミング、コンピュータ、ストレージやネットワークに関する基礎知識を理解し、JAVA言語によるプログラミングと開発環境のセットアップによる実践を行う。最終的には、Androidアプリの企画と開発ができ、Google Playにアプリを公開することが目標。講座には講師陣執筆の書き下ろしオリジナル教材を使用する。

 サムスン電子ジャパンと角川アスキー総合研究所が2013年11月下旬に行ったWebアンケートによると、15~34歳の男女のうち約17%がアプリ開発講座等への参加意欲があり、特に、15~19歳の男性で約30%の高い関心を持つことがわかった。

 また、参加意向のある男女のうち72%が、これまで教育の機会がなく、独学または学習を断念していた。「学びたいが踏み出せていない」と回答した45%にその理由を尋ねたところ、最多は「どの講座(講師)がよいのかわからない」30.8%、「受講料が高い」30.8%、「参加できる講座が少ない、近くにない」30.8%、「周りの受講生のレベルが高そうで行きづらい」26.5%、「初心者向けの講座等がない」24.2%が続く結果となった。

◆Tech Instituteアプリ開発者養成講座
日程:2014年7月1日(火)~12月10日(水)全65回 ※授業のスケジュールはTech InstituteのWebサイトを参照のこと。
時間:19:00~21:00
会場:早稲田大学エクステンションセンター中野校(東京都中野区中野4丁目22番3号 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1F)
対象:1998年4月1日以前に生まれた方(2014年4月1日時点で16歳以上)
募集人数:50名
締切:5月9日(金)
参加費:1993年4月2日以降に生まれた方は受講料免除、1993年4月1日以前に生まれた方は、受講料70,000円
申込方法:エントリーシート、作文、企画書等を提出する。※応募・選考の詳細は、Tech InstituteのWebサイトを参照のこと。
《工藤めぐみ》

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