家庭教材…期待するのは「知育」、始める時期は「就学前」と「0歳」が多い傾向

 保護者が家庭教材に期待しているのは「知育」であることが、ミキハウス子育て総研による育児・子育て応援サイト「ハッピー・ノート.com」による調査結果からわかった。始めた時期は、就学前と0歳児で多い傾向にあった。

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家庭教材に期待している(いた)こと
  • 家庭教材に期待している(いた)こと
  • 家庭教材を使っていますか
  • 始めた時期
  • 「使っていない」「やめた」の理由
 保護者が家庭教材に期待しているのは「知育」であることが、ミキハウス子育て総研による育児・子育て応援サイト「ハッピー・ノート.com」による調査結果からわかった。始めた時期は、就学前と0歳児で多い傾向にあった。

 調査は4月3~9日、サイトによる投票形式で実施。432人から回答を得た。

 「家庭教材を使っていますか」という質問では、「使っている」は29.0%、「使っていない」は54.5%、「使っていたがやめた」が16.5%。使っていない人が半数以上を占めた一方、やめた人も含めると4割以上が使った経験を持っていた。

 「家庭教材に期待している(いた)こと」については、「知育全般」が59.6%に上り、高い支持を集めた。このほか、「生活習慣のしつけ」(40.4%)、「文字や数の理解」(35.9%)、「集中力」(35.6%)、「親子のコミュニケーション」(27.4%)、「感性や情緒面」(25.9%)なども高い割合を示した。

 始めた時期は、「5歳以上」(27.9%)、「0歳」(20.1%)、「1歳」(17.9%)、「3歳」(17.3%)の順に高く、就学前と0歳児に多い傾向を示した。実際に使ってよかったことでは、「親では思いつかないような教え方」「子どもがひとりで読み書きできるようになった」などの声が寄せられた。

 一方、「使っていない」「使っていたがやめた」という人の理由では、「特に必要性を感じない」が最多の30.9%だった。次いで、「まだ早すぎる」(25.7%)、「お金がもったいない」(22.2%)、「子どもが興味を持たない」(21.7%)「続かないように思う」(20.4%)などが続いた。
《奥山直美》

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