教育関係者向けセミナー&展示会「New Education Expo 2014 in 東京」が、6月5日(木)から7日(土)までの3日間、東京ファッションタウンビルで一般公開される。セミナーと展示会のみどころを紹介しよう。 19回目となる今回は、「教育の情報化」「学校の環境づくり」「学校経営」「確かな学力」「サイエンス教育」「小学校外国語」「語学教育」「大学改革」「大学経営」「大学教育改革」「就業力」「防災」「クラウド」などをテーマに、基調講演と基調鼎談、157名の教職員・教育関係者による実践事例を予定している。◆基調講演 東京工業大学名誉教授の清水康敬氏による「1人1台タブレットの活用成果と社会で求められるIT利活用能力」(6月7日)では、「総務省のフューチャースクール推進事業」と文部科学省の「学びのイノベーション事業」の実証成果を総括する。また、政府の「創造的IT人材育成方針」を踏まえて、これからの社会で求められるIT利活用能力について考える。 このほか、文部科学省の清水潔氏による「高大接続を考える」(6月5日)、中央教育審議会会長の安西祐一郎氏による「日本の教育の在り方~教育の再生と21世紀の日本~」(6月6日)の基調講演が行われる。◆基調鼎談 「JMOOCの立ち上げと今後の展開」(6月6日)では、JMOOC理事長と事務局長、朝日新聞国際報道部記者(有識者)による座談会を通じて、今後の展望を語るという。◆小中高向けセミナー 「ICT活用における附属学校の役割―先端技術の活用・指導法開発・人材開発―」(6月7日)では、小学校、中学校、高等学校にわたる附属学校の実践などを紹介。その成果と課題についてディスカッションを行う。 このほか、タブレット端末活用をテーマに、「1人1台時代のタブレットPCを利用した授業例について~国内外の事例、動向に学ぶ~」(6月6日)、「普通教室でのICT活用~電子黒板、デジタル教科書、タブレット端末の活用~ 」(小・中・高それぞれ6月7日)、「徹底討論:タブレット端末導入ケース別活用の実際と課題~学校独自購入、町ぐるみの展開、全校生徒一人1台、個人所有で何がどうちがうのか~」などがある。◆大学向けセミナー 文部科学省による「設置認可における大学改革」(6月5日)のほか、大学教員による「1万人以上のビッグデータで見る大学改革の今後~グローバル人材要件とアクティブラーニング~」(6月5日)と「理工系大学・大学院の具体的取り組み~リーディング大学院の事例ほか~」(6月6日)が行われる。◆公開授業 筑波大学附属小学校の「ICTを活用した国語・算数の授業」(6月7日)では、タブレット端末を活用した公開授業を行う。3面スクリーンを整備した教室空間で、小学校5年生の児童40名全員にタブレット端末を配布し、ICT環境下で生徒たちが授業を受けながら理解を進めていく様子を見ることができる。当日午後には公開授業を振り返り、専門家と授業者が討論する「筑波大学附属小学校 授業研究会~国語・算数の公開授業振り返り~ 」を実施する。◆展示会 「デジタル教科書」「電子黒板」「デジタル校務」「小学校英語」などのテーマ別に130社による最新の教育ツールが展示される。また、未来の学習空間「フューチャークラスルーム」(内田洋行)の実物展示や、「ICTを活用した理科実験の実演」「タブレットを活用した小学校英語」などの利用シーンも見られる。 同イベントは、大阪でも開催。6月20日(金)と21日(土)の2日間、大阪会場(大阪マーチャンダイズ・マート)にて行われる。◆New Education Expo 2014 in 東京日時:6月5日(木)、6日(金)、7日(土)展示は9:15~18:30会場:東京ファッションタウンビル西館2階TFTホール(東京都江東区有明3-4-10)対象:学校教職員や教育関係者参加費:無料申込方法:FAXもしくは、申込みWEBフォームより申込む。サテライト会場:【札幌サテライト会場】ユビキタス協創広場U-cala(札幌市中央区北1条東4丁目1-1サッポロファクトリー1条館1F 株式会社内田洋行内)【帯広サテライト会場】とかちプラザ会議室304(北海道帯広市西4条南13丁目1)【名古屋サテライト会場】内田洋行 名古屋営業所(名古屋市中区錦2-2-2名古屋丸紅ビル13F 内田洋行内)【広島サテライト会場】広島YMCA国際文化センター本館404会議室(広島県広島市中区八丁堀7-11)【福岡サテライト会場】ユビキタス協創広場CANVAS(福岡県福岡市中央区大名2-9-27 赤坂センタービル2F 内田洋行内)◆New Education Expo 2014 in 大阪日時:6月20日(金)、21日(土)展示は9:15~18:30会場:大阪マーチャンダイズ・マート(大阪府大阪市中央区大手前1-7-31)対象:学校教職員や教育関係者参加費:無料申込方法:FAXもしくは、申込みWEBフォームより申込む。
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