ベルリッツが大阪府立箕面高校でTOEFL iBTで特設授業、府内17校で実施

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大阪府立箕面高等学校、公開授業の様子
  • 大阪府立箕面高等学校、公開授業の様子
  • ベルリッツ講師はほぼ英語で授業を進める
  • 生徒同士の会話もほぼ英語で進められる
  • 恊働作業中も先生がサポート
  • 必要に応じて電子辞書を活用する生徒
  • ペアごとに意見をまとめるために、相手を英語で説得
  • 大阪府立箕面高等学校校長、日野田直彦氏
  • 大阪府教育委員会教育長の中原徹氏
 大阪府立箕面高等学校は、企業での語学研修における実績をもつベルリッツを通じて、留学やアカデミックな領域で通用する英語力を身につけるための特設授業を展開。6月21日に公開授業を行い、同校内でベルリッツ講師が提供する英語の授業を紹介した。

 大阪府は、高校の3年間で英語圏の大学に進学できる英語力を身につけた生徒の育成を目的に、TOEFL iBTを扱った授業を平成27~28年にかけて導入する。府内の17校が対象で、平成26年度予算額は2,600万円を超える。今回公開された箕輪高校の授業は、府が今後導入する試みの先進的事例として紹介された。

 授業は、箕面高校の国際教養科1年生45名を対象に実施され、グローバル企業での経験豊富なベルリッツの講師がTOEFL iBTにも必要な読解力とライティングについて授業を行った。授業内容はシンプル。前回の授業で扱った同義語問題の答え合わせを行い、その後ライティング問題に対する対策を学ぶというものだった。

 TOEFLのライティングで求められるのは、与えられたテーマに対して効果的に意見を述べる能力だ。ベルリッツの講師は、「サッカーは世界でもっとも優れたスポーツである」「携帯電話のない生活はひどいものだ」「今日の世界ではみんなが英語を話すべきである」という3つのテーマを提供し、各テーマを「賛成」「反対」「○○次第」の3つに振り分けさせる。そして、各生徒が振り分けた理由をグループ内で共有させることで、振り分けの根拠を英語で説明する機会を設けた。

 ライティングで出題されるテーマにおいては、「賛成」「反対」「○○次第」の選択肢が常にあることを各生徒に自覚させたうえで、実際にTOEFLで出題されたことのあるテーマ「子どもたちは都会で育つよりも田舎で育ったほうがよい」を出題。生徒はペアになり、お互いの意見を英語で交わしながら、ライティングの方向性と根拠をまとめていくことで、構成と根拠がはっきりしたレポートの必要性を学んでいた。

 最後はペアごとに見解と根拠をまとめ、クラスに英語で発表。考えをクラスで共有することで、テーマに対する意見の根拠を洗い出し、レポートを書き上げるうえでの要素を講師がピックアップしていった。
《湯浅大資》

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