中高時代に関する調査、私立校出身者の約7割が「人生が変わった」

 中学高校時代をそれぞれ私立と公立で過ごした人を対象とした調査が行われた。私立校出身者の約7割が「人生が変わったと思う」と回答し、公立出身者と比べ人生に与えた影響が大きいと感じていることがわかった。

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Q.中学生活で思い出深かったことを教えてください。
  • Q.中学生活で思い出深かったことを教えてください。
  • Q.高校生活で思い出深かったことを教えてください。
  • Q. あなたは中学校で人生が変わったと思いますか。
  • Q. あなたは高校で人生が変わったと思いますか。
 中学高校時代をそれぞれ私立と公立で過ごした人を対象とした調査が行われた。私立校出身者の約7割が「人生が変わったと思う」と回答し、公立出身者と比べ人生に与えた影響が大きいと感じていることがわかった。

 ネオマーケティングが実施した「中高時代に関する調査」は中学校・高校ともに私立出身者と、ともに公立出身者の各150名の一都三県の20歳以上の男女を対象に10月29日から30日に行われた。

 「中学生活で思い出深かったこと」では、公私立出身者ともに「友人との関わり」が57.3%で最多。全体では「部活」が47.3%と続くが、私立出身では40.0%、公立出身では54.7%と差がついた。

 「高校生活で思い出深かったこと」の質問でも、公私立全体で「友人との関わり」が65.0%との回答がもっとも多く、次いで「部活」となるが、私立では34.0%、公立では41.3%と中学と同様に差がついている。

 3番目に多い回答は中学高校ともに修学旅行で、部活の割合に公私立の差があるものの、全体では学校生活で印象深かったことに中学校と高校では大きな変化はないようだ。

 「中学校で人生が変わったと思うか」の質問では、「変わったと思う」と「少し変わったと思う」の回答が全体では51.3%と半数を超えたが、中学校で人生が変わったと答えた私立出身者は69.3%、公立出身者では33.3%。「まったく変わっていない」答えた割合は私立の4.7%と比べ公立は15.3%と高かった。

 「高校で人生が変わったと思うか」では私立出身者の75.3%、公立出身者の58.0%が「変わった」と答えた。

 中学校・高校ともに私立校の出身者は、ともに公立校の出身者と比較して「人生が変わった」と感じている人が多いようだ。
《勝田綾》

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