ジャストシステムは8月7日、ベネッセコーポレーションの個人情報漏えい問題について、経済産業省および警視庁より依頼があったヒアリングへの対応を完了したと発表した。 ジャストシステムは、2014年5月に文献社より257万3,068件のデータを購入し、これを利用して2014年6月にダイレクトメールを発送。同社は、データがベネッセコーポレーションから流出した情報であると認識したうえで利用した事実はないとし、警視庁または経済産業省からの要請等があれば対応するとしていた。 また同社は、2014年5月に文献社から購入した全データについて、警視庁にも確認のうえ、8月6日に削除したことも合わせて発表した。 ジャストシステムでは今後、個人情報の取り扱いについて、さらにコンプライアンスを徹底し、より適正な情報管理に努めていくとしている。