講師は満足度90%以上、1.4倍速で時短学習も可能な「受験サプリ」

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受験サプリ講師の肘井学氏
  • 受験サプリ講師の肘井学氏
  • 受験サプリ講師の肘井学氏
 受験生の2人に1人が利用しているというオンライン予備校「受験サプリ」は、会員登録するだけで大学入試の過去問やセンター問題集、暗記カードなどが無料で使えるうえ、月額980円で見ることのできる講義映像は約2,000授業にのぼる。

 講義を行うのは、大手予備校講師経験をもつ先生のみ。予備校で90%以上の満足度を獲得している全国でもトップクラスの講師を揃えていることが受験サプリの特徴だ。受験サプリで英語を担当する講師の肘井学氏に、サービスの特徴や活用方法について聞いた。

--受験サプリの講師になろうと思ったきっかけを教えてください。

 通塾型の予備校の授業料は、高校3年にもなると年間で50万円くらいになりますから、払えないご家庭も多くなります。一方、予備校の中にいる社員はというと、授業料をいただかないと給料が出ませんから、ノルマに苦しみながら仕事をしている部分もあります。そのような予備校の状況を「どうにも“いびつ”だな」と思うようになりました。結局、僕らは予備校で、裕福なご家庭のお子さんに、英才教育をしているだけじゃないかと。

 そんなときにちょうど、受験サプリから声をかけてもらいました。年間1万円ちょっとという低価格で、ほんの一握りの生徒しか受けることができなかった講義を日本中の受験生に提供するという事業理念と、私たち教育現場の世界観を理解しようというリクルート側の姿勢が見えたことで、受験サプリには教育本来の醍醐味があるのではないかと感じました。

--受験サプリの講義の魅力はどういったところにありますか。

 講師の皆さんの質の高さです。それぞれの科目では日本で3本の指に入る方々が多く、後続のサービスでも真似できないレベルだと思います。スマートフォンやPC画面に届ける講義映像は、通塾型の予備校で受けているライブ講義と同じ感覚で臨むと、講義の質がかなり落ちてしまいます。生徒の反応や学習のペースは想像しながらでないと授業できませんから、今までの何百人、何千人という生徒と向き合ってきた経験をもつトップクラスの講師でなければ通用しません。

 通塾型の予備校で映像講義を提供するケースも増えてきましたが、講師はどうしてもライブ講義を優先します。僕も以前の予備校でライブと映像の両方を受け持っていたのでわかりますが、映像がライブの上位概念になることはない。しかし受験サプリの講師は映像で結果が出なければ仕事になりませんから、力の入れようが違います。

 それに講師のみなさんは、生徒の実力をつけることで有名な方ばかりですから、テクニックに走った講義もしません。予備校には、一時的な満足度の獲得に走り、中には解答から解説を組み立てる講師もいます。たとえば、英語の長文問題で、5行のうちの1行だけを読んで「答えはこれだね」といった解説をします。しかし入試本番ではパターン化された問題ばかりが出るわけではないので、僕ら受験サプリの講師は一から自分で読む力を生徒につけてもらえるように心がけています。ただ、「僕らの講義を受けて終わり」という指導はしておらず、最終的には自力ですから、講義の後は知識を定着させるための復習を、僕は特に「音読10回」を、口を酸っぱくして言っています。

--映像講義ではどのような点に気を配って講義していますか。

 映像の場合は、ライブの10倍くらいの仕掛けが必要になります。たとえば、ライブの場合は生徒が目の前に座っていて、適当なことをしゃべって本題になかなか入らなくても、生徒がすぐ逃げることはありませんが、映像の場合は違います。受験サプリは20分の映像3本で1つの講義を構成していますが、その20分間の冒頭で少しでも余計な話をすると生徒は受講をやめてしまいます。
《柏木由美子》

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