講師は満足度90%以上、1.4倍速で時短学習も可能な「受験サプリ」

 受験生の2人に1人が利用しているというオンライン予備校「受験サプリ」は、会員登録するだけで大学入試過去問やセンター問題集、暗記カードなどが無料で使えるうえ、月額980円で講義映像が見放題になる。

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受験サプリ講師の肘井学氏
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 ほかにも、受講者全員に共通して伝わるような表現と内容を心がけたり、スマホの画面で見やすく板書したり、板書を遮らないような位置に立つといったことにも注力しています。

--1.4倍速モード受講できるのは、映像講義ならではですね。

 通常なら60分かかる講座を約40分で受けられますから、効率はかなり上がります。たとえば、ずっと部活をやってきた生徒が2学期から予備校に通い始めると、1年間で構成されている途中のカリキュラムからスタートすることになりますが、受験サプリなら1学期からさかのぼっていつでも自分のペースで受講できます。1.4倍速モードは、脳が一番活性化するスピードになっているそうで、非常に心地よく講義を受けていただけます。

 また1.4倍速モードを使って、1つのレベルを受講し終えたら、さらに1つ上のレベルを受講する生徒も多いようです。予備校なら1年で取れるレベルは1つだけですし、そのレベルも偏差値で決まったりしますが、受験サプリならどの講義でもやる気さえあれば自由に受けられます。以前から、「易しい問題を解き続ける生徒と、難しい問題を解き続ける生徒、ただでさえ学力差があるのに、レベルを固定していてはますます差が開くだけじゃないか」という思いがありましたが、1.4倍速モードをうまく使えば複数のレベルを受講できます。

--生徒の学力向上の手ごたえはどういうときに感じますか。

 予備校で教えていた頃は、「最低でも半年は我慢して通いなさい」と言っていました。1か月や3か月で人生が変わるほど甘いもんじゃないんだから、と。しかし受験サプリでは、3か月で目に見える結果が出てくる生徒が多いなというのが実感です。予備校のように来週の講義を待つことなく、受けたければ毎日でも受けられるわけですから。

 それに、成績の伸び幅の広さも実感しています。僕は成績アップや第1志望合格というところで生徒から理解されていますが、「センター模試で80点が160点になりました」といったメッセージが、僕のブログやTwitterにたくさん届きます。志望校よりもさらに上を目指す可能性が開けるのは、教育に携わる僕の本分かなと思い、とても嬉しいことですし、実際に合格したというメッセージも多くいただいて、ライブ講義の頃よりも手ごたえは感じています。「気付いたら、音読10回が日課になってました」と言ってくれる生徒も多く、僕が思っていた以上に、映像で伝わっているんだなと。

 受験サプリは、単体の予備校とは思えないくらい志望校別の講義も充実してきていますが、それでも月額980円の据え置き価格は、すばらしいことです。安いと疑う方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ試したことのない方にはぜひ一度試していただきたいですね。

--入試を控えている保護者や受験生の皆さんに、アドバイスをお願いします。

 今の時期、落ち着かないのが当然だと思います。不安は誰もが抱えているものであって、不安を抱えながら、先のことを見ずに今日一日に専念するようにと、皆さんにはお伝えしています。いい意味で先を考えないこと。先のことを考えたくなるのは、今の現実から目をそらしたくなっているときです。それよりも、目の前のことに専念して、それが終われば何かしら道が開ける、その先のことは後で考えられますから。

 時間があればとにかく勉強。僕が担当している英語の長文の講義では、入試の配点のほとんどを長文が占めるので「1日1つは長文を読みなさい」と伝えています。そして、問題を解いただけでは定着しないので、がんばって単語をひとつひとつ覚えていったり、音読を10回繰り返したり、そうやって積み重ねていけば、おのずと英語はできるようになります。過去問に取り組むのは、超上位層を狙っているのでなければ11月以降からで大丈夫です。現役生が9月から手を付けても解けない問題が多いので、今は基礎力の充実に時間をかけていて、まったく問題ないと思います。

--ありがとうございました。
《柏木由美子》

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