北海道教育委員会は、毎月第1、第3日曜日を「ノーゲームデー」と設定し、大人も子どももゲームをしないで電子メディアへの接触時間を見直す取組みを推進している。学校や家庭、地域における望ましいネット利用に向けたルール作りの促進を図る。 平成26年3月~5月に同教委が実施した、道内の中高生のインターネット利用実態調査結果によると、情報通信機器の所有状況は、高校生が95.6%、中学生が77.0%に上り、高校生の74.5%、中学生の56.0%がほぼ毎日ネットを利用しているという。 「ノーゲームデー」は、北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会による「どさんこアウトメディアプロジェクト」の一環。「アウトメディア」とは、「テレビやDVD、ゲーム、インターネットなどの電子メディアに触れないで過ごす」ことを意味する。毎月第1・第3日曜日を「ノーゲームデー」と設定し、ゲームをしないで「家族の団らん」を大切に「体験活動」や「読書活動」に親しみ、学校や家庭、地域における望ましいネット利用に向けたルール作りの促進を図る。 このほか「どさんこアウトメディアプロジェクト」では、子どもや保護者が望ましいネット利用ができるよう、学習資料やチェックシートなどを提供しており、同教委のホームページよりダウンロードできる。