【高校受験2015】神奈川公立高校入試<国語>講評…昨年並み

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神奈川県公立前期、国語の講評
  • 神奈川県公立前期、国語の講評
  • 全日制の志願状況
  • 倍率の高い学校
  • 湘南ゼミナール、Webサイト
 神奈川県公立高等学校の入学者選抜が開始された。神奈川県内で多数の塾を展開する湘南ゼミナールの協力を得て、2月16日に実施された学力検査より「国語」の講評を速報する。

◆<国語>講評(湘南ゼミナール提供)

 論説文における記述問題の字数がほぼ倍増したものの、出題ジャンル・問題形式・難易度は昨年とほぼ変わらなかった。

 問1の知識問題では、例年通り、読み取りは漢検準2級まで、書き取りは漢検5級までが出題された。助詞の識別問題、俳句・短歌の鑑賞文も発問形式・難易度は変わらなかった。

 問2の古文は、昨年よりも文章内容が平易になった。補助訳も多く、丁寧に読み進めていけば、文章の内容はつかめるだろう。設問は、文章内容を理解していれば迷うことなく解けるものだった。

 問3の小説は、仕事観という中学生にとってなじみの薄い内容だったものの、心情が読み取りやすく、内容はつかみやすいものだった。設問は、判断に迷うものが少なく容易に解けるものが多かった。

 問4の論説文は、文章内容の抽象度が増し、筆者の意見がつかみにくいものになった。設問(オ)の条件作文では、昨年の「五十字から六十字以内」から「百字以上百十字以内」と字数が大幅に増えたものの、書き抜きに近い問題であったため、難易度は下がった。最も難易度が高かったのは(エ)の書き抜き問題。十字という字数制限にあてはまる表現が複数あるため、問題文に最も適したものを選ぶ必要がある。問題の「理由を端的に表した語句」という表現も、抽象度の高いものだった。

 問5の資料読み取り作文は、昨年より難易度が下がった。(イ)の記述問題は、Aさんの最後のせりふから適切に情報を読み取り、読み取った情報をもとに文章中から答えを探せば、それほど時間をかけずに解けるだろう。(イ)は最も配点が高い問題であるため、正解したいところ。


 問題と正答については、現在、東京新聞「2015年首都圏公立高校入試」サイトにて閲覧することができる。
《湯浅大資》

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