関西大、ドローンを使って地域の魅力を発信

 関西大学は、広告会社の大広、無人航空機を活用した海岸モニタリングシステムを開発したブルーイノベーションとともに産官学連携で「360°frontier」プロジェクトを発足。地域の魅力発信に取り組む。

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総合情報学部学生によるドローン操縦の様子
  • 総合情報学部学生によるドローン操縦の様子
  • 全天球映像のイメージ(4月7日撮影の「摂津峡公園」の桜)
  • 全天球映像のイメージ(5月1日撮影の「こいのぼりフェスタ」)
 関西大学は、広告会社の大広、無人航空機を活用した海岸モニタリングシステムを開発したブルーイノベーションとともに、産官学連携で「360°frontier」プロジェクトを発足。地域の魅力発信に取り組む。

 同プロジェクトは、同大学の創立130周年記念事業の1つとして、高槻キャンパスに拠点を置く総合情報学部の教員と学生が主体となって進める活動。ドローンと360度の動画撮影が可能なカメラを併用し、自然や歴史・文化、まちの賑わいなどを全天球映像で撮影していく。

 プロジェクトメンバーである学生たちは、すでに、ブルーイノベーションの協力によってドローンの安全対策や操縦技術について学習と訓練を実施。4月7日に高槻市内の「摂津峡公園」の桜、5月1日には同市内の桜堤公園上空に泳ぐ「こいのぼりフェスタ」の鯉のぼりを撮影した。

 今後は、地域の魅力が伝わる全天球映像コンテンツを編集・蓄積していく一方、同プロジェクトの公式サイトや公共施設等へコンテンツを掲出したり、地域イベントや大学の催し物等へ参画したり、地域の魅力を発信していく。

ドローンを使った全天球映像で地域の魅力発信、関西大の産官学連携「360°frontier」

《加藤/H14》

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