国際生物学オリンピック、筑駒高3が金…参加全員メダル獲得

 デンマーク・オーフスにて2015年7月12日から19日に開催された第26回国際生物学オリンピックにおいて、日本から参加した高校生4名全員がメダルを獲得し、筑波大学附属駒場高校3年生・末岡陽太朗さんが金メダルを獲得した。

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 デンマーク・オーフスにて2015年7月12日から19日に開催された第26回国際生物学オリンピックにおいて、日本から参加した高校生4名全員がメダルを獲得し、筑波大学附属駒場高校3年生・末岡陽太朗さんが金メダルを獲得した。

 国際生物学オリンピック(IBO)は、生物学的才能のある学生を一堂に集め、才能を伸ばし将来の科学者を育てることを目的に行われている国際的なコンテスト。2015年のデンマーク・オーフス大会には世界61の国と地域から239名の学生が参加し、生物学の理論問題および実験問題で競い合った。

 日本からは、日本生物学オリンピックを勝ち抜いた4名が参加し、筑波大学附属駒場高校3年の末岡陽太朗さんが金メダルを獲得したほか、灘高校3年の石田晴輝さん、愛知県立岡崎高校2年の宮田一輝さんの2名が銀メダル、広島学院高校3年の竹本亮太さんが銅メダルを獲得。参加4名全員がメダルを獲得する快挙を達成した。

 日本代表は、毎年日本物理学オリンピックにて、予選、本選を勝ち抜き、代表選抜試験を通過したものが選ばれる。2016年のIBOに向けた日本生物学オリンピックはすでに予選までが終了しており、8月20日から広島大学にて本選が行われる予定。2016年のIBOは、2016年7月17日から24日の日程でベトナム・ハノイにて開催される。
《畑山望》

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